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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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退団の意思を固めたって、ホント!? サディオ・マネの移籍について地元メディアの記者が激論!

2日前の「スカイスポーツ」は、夏に出ていくとはいっていないと書いていたのですが…。複数のメディアが「サディオ・マネは退団の意思を固めた」と報じています。最もトーンが強いのはスペインの「アス」で、「CL決勝後のドレッシングルームでチームメイトに伝えた」「何が起こっても、マネはリヴァプールを離れる」と、既に決まったかのように報じています。

「Goal」のニール・ジョーンズ記者は「夏に去りたいという希望を伝える予定。地元メディアの「リヴァプールエコー」でさえも、「終わりに近づいているのかもしれない」と悲観的です。2014年にザルツブルグからサウサンプトンに移籍したセネガル代表は、プレミアリーグで8年連続2ケタゴール。6シーズンを過ごしたリヴァプールでは、公式戦269試合120ゴール、プレミアリーグ196試合90ゴールという素晴らしい数字を残しています。

チャンピオンズリーグを制した2018-19シーズンは、プレミアリーグで22ゴールをゲットし、サラーとオーバメヤンとともに得点王。2021-22シーズンは51試合23ゴールで、入団してから最多出場です。セインツに支払った3400万ポンドはバーゲン価格。噂になっているバイエルン・ミュンヘンからは、正式オファーはないようですが、リヴァプールは2500万ポンド(約40億円)以上を要求すると伝えられています。

レッズは拒否するのか?既に代役を物色しているのか?残る5人でよしとするのか?「リヴァプールエコー」の記者たちのコメントを紹介しましょう。

「サディオ・マネをすぐに売るべきという意見は理解できる。彼はリヴァプールの忠実な信奉者であり、ユルゲン・クロップの繁栄においてとても重要な存在だった。だからこそ、旅立ちを望んでいるように見える選手をキープし、クラブやサポーターとの関係を壊すリスクを冒す意味はないだろう」
「しかし、彼の心が決まったといえるのか?つい2週間ほど前、レアル・マドリードがあれほど長い間プッシュしていたキリアン・ムバッペが、パリに残るというサプライズUターンを見たばかりだ」(テオ・スクワイアーズ記者)

「クラブと新たな長期契約を結ばず、アンフィールドを去ると希望しているなら、そうすればいい。彼は、頭を高く上げて立ち去ることが許されるだろう」
「いい出来事には終わりがあり、必ず後継者がいる。ロビー・ファウラーが去ったときは痛かったけど、マイケル・オーウェンが補ってくれた。オーウェンの退団はつらかったけど、その3年後にフェルナンド・トーレスがやってきた。トーレスがチェルシーに移籍した日に、アンフィールドでルイス・スアレスがお披露目された」(ジョー・リマー記者)

慰留したとしても、サラーが高額サラリーで契約を延長したら、1年後に黙して去るのではないでしょうか。忘れえぬレジェンドとして、アンフィールドでスパイクを脱いでほしいという思いはありながらも、他のリーグでチャレンジしたいという願いを消せないのであれば、今がお別れの時なのかもしれません。引き留めを主張するテオ・スクワイアーズ記者の指摘は、ごもっともなのですが…。

「プレミアリーグでプレーしたことがなかったルイス・ディアスは4900万ポンド。ディオゴ・ジョッタは4500万ポンドで、フィニッシャーとしては最強だけど、セネガル人のレベルには到底及ばない。このFWは、2022年のレッズのベストフォワードだった。システムに完璧にフィットし、前線のどのポジションでも常にゴールを決め、結果を出してきた。リヴァプールの将来の成功に不可欠であり、簡単に替えられない」

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