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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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大型補強必至のスパーズがいきなりビッグネームを獲得。最初の新戦力はイヴァン・ペリシッチ!

プレミアリーグのTOP4フィニッシュを決めた直後に、筆頭株主のENICスポーツから1億5000万ポンド(約239億円)の増資を受けると発表したトッテナム。去就が注目されていたアントニオ・コンテ監督も続投合意と報じられており、CLに復帰したタイミングで大型補強に打って出るのは間違いありません。

昨日、さっそくビッグネームの獲得が決定。夏の補強第1号は、インテルでプレイしていたクロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチです。セリエA2021-22シーズンは35試合8ゴール7アシスト。コンテ監督とともにリーグを制した2020-21シーズンは4ゴール5アシストで、ゴールに絡む機会は増えています。

2018年のFIFAワールドカップロシア大会で7試合3ゴールという数字を残し、母国を準優勝に導いたベテランは、33歳になった今もトップクラブで活躍できるレベルをキープしています。コンテ監督の3-4-3では、左のWBとして起用されるのではないでしょうか。

「スパーズファミリーとともにスタートできることに、とても興奮している」と語ったプリシッチは、プレミアリーグの最終盤のゲームをチェックし、自分の役割を理解したようです。

「最後の2~3試合を観た。アーセナル戦の勝利によって、トッテナムがチャンピオンズリーグに出場するのは明らかだった。自分にとってもいいことだね。最高の試合でプレイしたいから」

「トッテナムのシステムでは、いくつかのポジションをこなせる。数多くの偉大なクラブでやってきた経験を持ち込めるだろう。早くプレイし、トレーニングしたい。ベストを尽くせる機会が来るのを待ち切れない」

指揮官の戦術を熟知しているベテランを首尾よく押さえたスパーズは、セインツのGKフレイザー・フォースターもメディカルチェックを終えて手続きを残すのみとなっています。ペリシッチもフォースターもフリートランスファー。ハリー・ウィンクス、ジオヴァニ・ロ・チェルソ、タンギ・エンドンベレを売却しつつ、3人めからはビッグディールが続くはずです。ロケットスタートを決めたパラディチSDとコンテ監督のチーム作りに注目しましょう。(イヴァン・ペリシッチ 写真著作者/Антон Зайцев)


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