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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「セネガルの国民が望むようにする」…移籍の噂が膨らむサディオ・マネがついに退団を示唆!

「残るかどうかは、チャンピオンズリーグを終えた後に話す」。レアル・マドリードとの決戦の前に、来季の居場所を問われたサディオ・マネは、大事なゲームに集中するべく明言を避けました。スタッド・ドゥ・フランスで開催されたファイナルは、スペインの名門が1-0で勝利。その6日後、リヴァプールの黄金時代を築いた10番は、遠回しな表現でクラブを離れると語りました

発言の場は、アフリカネーションズカップ予選のベナン戦の前に開かれたプレスルームでした。将来について聞かれたマネは、「みんなと同じく僕もSNSをやっていて、コメントを見る。セネガル人の60%~70%が、リヴァプールから出ていってほしいと思ってるんじゃない?」と返し、自らの意向を口にしています。

I will do what they want. We will see soon!

セネガルの人々が望むようにする、すぐにわかる…バイエルン・ミュンヘンとの交渉は順調に進んでいるのでしょう。「スカイスポーツ」は、ハサン・サリハミジッチSDが移籍金2570万ポンドと900万ポンド程度のアドオンを用意し、3年契約を結ぼうとしていると報じています。

退団を決意したとすれば、背景にあるのはサラーとのサラリー格差でしょう。「デイリー・メール」は、契約延長交渉に臨んだマネの代理人は、サラーが要求している2500万ポンド(約40億9000万円)に迫る2043万ポンド(約33億4000万円)を主張したと伝えています。

レッズ移籍後のサラーは、プレミアリーグ通算178試合118ゴール46アシスト。196試合90ゴール29アシストのマネは、数字では見劣りするものの、1000万ポンド以上のギャップとなれば納得できないはずです。ほしいのはむやみに高いサラリーではなく、逆サイドのエースとのバランスだったのでしょう。とはいえ、リヴァプールにしてみれば、2人合わせて4500万ポンド超という難題をすんなり認めるわけにはいきません。

サラーとフィルミーノの契約も残り1年。リヴァプールは、バイエルンのオファーに上乗せがあれば、マネを手離すのではないでしょうか。ひと足先にクラブを離れたコウチーニョとワイナルドゥムは、新天地で存在感を失ってしまいました。「残れば銅像が建つ。しかし別な場所に行けば、ただの選手になる」…バルサ移籍を熱望するコウチーニョに対して、クロップが語りかけたとされる言葉が気になります。

このまま決まるのか、どんでん返しはあるのか。プレミアリーグ屈指のアタッカーの口ぶりは、問題なく移籍できるとわかっている選手のようですが…。どうなるか、見てみましょう。


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