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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ウルヴス、リーズ、モナコ、フラム…決め手がない南野拓実の移籍ゴシップ、ホンモノはどれだ!?

「旅人が歩いていると、分かれ道に差しかかりました。 片方は正直者の国に、もう一方はうそつきの国に続いています。 もちろん正直国に行きたいのですが、どちらにいけばいいのかわからず悩んでいると、向こうから人が歩いてきました。 旅人は、彼がどちらの国の人間なのか、どちらから来たのかはわかりません。1度だけ質問に答えてもらえるのですが、正直国に行く道を知るにはどう聞けばいいでしょうか?」

あったあった、懐かしい!という方が多いのではないでしょうか。正直国とうそつき国の謎解き。正直村とうそつき村、あるいは天国と地獄バージョンとして覚えている方もいるでしょう。この問題は、正直者も嘘つきも同じ方向を指差す質問を導き出せばいいのですが…。

分かれ道が4つあり、通りかかった4人に質問するとなると、お手上げです。

「フットボールインサイダー」は、ウルヴスがポールポジションとレポート。「TEAMtalk」は、リーズが強くリンクしていると伝えています。「ザ・タイムズ」のポール・ジョイス記者は、モナコがレースをリードしているとツイート。「90MIN」は、フラムを推しています。

さて、問題です。南野拓実の移籍について確度が高い「正直メディア」は、どこでしょうか?

まずはそれぞれの言い分を聞いてみましょう。「フットボールインサイダー」は、「ウルヴスはリヴァプールとコンタクトを取り、南野の代理人とも会談している。彼らは、チャンピオンズリーグのファイナリストが提示する額を出すことを厭わない。交渉は進展している」。減点ポイントは、ニュースソースとして「情報筋」が登場することです、彼らの大多数は、うそつき国出身という認識ですが…!?

リーズの動きに言及しているのは「TEAMtalk」だけではありません。あのファブリツィオ・ロマーノさんも「リーズは何ヵ月も南野をフォローしてきた」とツイート。リーズが候補のひとつであることは間違いなさそうですが、「TEAMtalk」の記事が怪しく感じられるのは、「レッズは日本のスターに対して1500万ポンドの移籍金を求めているといわれているが、これはリーズにとって嫌な額ではない」というクダリです。

大半のメディアが移籍金1700万ポンドといっているなかで、安く報じている記事は、「プレミアリーグのライバルはウェストハムとニューカッスル」と記載。ここにウルヴスやフラムの名前がないのも、モヤモヤ感につながります。「ザ・タイムズ」のモナコリード説は、これといった根拠なし。迫力があるのは「90MIN」で、「ネコ・ウィリアムズと南野拓実のダブルスイープ」をめざすフラムのアドバンテージに触れています。

「ハーヴェイ・エリオットとファビオ・カルヴァーリョをウェストロンドンからマージーサイドに送る契約を締結したため、2つのクラブは友好的な関係にある。コテージズはレッズとの良好な関係が補強の追求に役立つことを望んでいる」

南野の目線で選ぶなら、ファビオ・カルヴァーリョの後釜としてミトロヴィッチとコンビを組むというフラムはOK。ハフィーニャがバルサに移籍するといわれているリーズも、負傷が多いバンフォードの代役と右サイドという複数の可能性が感じられます。前線にタレントが多いウルヴスは微妙。ザルツブルクにいたポール・ミッチェルさんの仕切りで、候補に挙げられたと思われるモナコは、CL出場で層を厚くする一環というだけなら回避したほうがよさそうです。

記事を読むと、リーズとフラムの二択のように感じられるのですが、「正直メディア」をひとつ選ぶとすると、どこでしょうか。ひとりの選手に対して、メディアの見立てがこれほど分散し、しかもすべて決め手がないという珍しい状況にテンションが上がってしまいました。私の予想はフラムです。さて、正解は…!


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