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バルサは時間切れ!? 現地メディアが一斉報道!「ハフィーニャがアーセナル移籍に近づいている」

Raphinha ‘very close’ to completing Arsenal transfer amid major Barcelona twist(バルセロナの大どんでん返しの渦中で、ハフィーニャがアーセナル移籍に目いっぱい近づいている)」。地元メディア「フットボールロンドン」の見出しに、目を疑いました。ガブリエウ・ジェズス、ユーリ・ティーレマンス、リサンドロ・マルティネス…この夏、アーセナル移籍が噂され続けた選手のなかで、ハフィーニャは最も可能性が低いと思っていたからです。

ファーストチームデビューは2016年で、ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイス。スポルティングCP、レンヌを経て、リーズに入団したのは2020年10月でした。プレミアリーグの初年度は29試合6ゴール8アシスト、昨シーズンは35試合11ゴール3アシスト。ドリブル成功62回はリーグ7位、キーパス65本は8位で、不振に陥ったチームのプレミアリーグ残留に貢献しています。

欧州のビッグクラブに注目されるようになったサイドアタッカーは、ずいぶん前からバルセロナが本命といわれていました。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「バルセロナは、ハフィーニャの代理人を務めるクラブOBのデコと、5年契約で合意している」と明言。本人も乗り気で、カタルーニャとリーズが移籍金で折り合えば、話はすんなり決まるはずでした。

ところが、財政難のバルサは移籍金を用意できず、未だオファーはなし。マンチェスター・ユナイテッドとの間でフレンキー・デ・ヨングのディールが成立したとしても、レヴァンドフスキの獲得を優先するのではないかと思われます。スペインでプレイすると決めて、他クラブからのコンタクトをシャットアウトしていたハフィーニャは、心変わりしたと伝えられています。

「ブラジルの『Goal』によると、ノースロンドンのチームは、アーセナルやバルセロナへの移籍が噂されたジェズスの同胞、ハフィーニャの獲得にも非常に近いという。彼らのレポートは、25歳のプレーヤーはブラウグラナ(バルサの愛称)の移籍話を待ち続けるのをよしとせず、今週中にアルテタのチームへの移籍を完了させたがっていると伝えている」(「フットボールロンドン」アーロン・カターソン=レイド記者)

リーズが要求する移籍金は、4720万ポンド(約78億円)。決して安くはありませんが、ニコラ・ペペを売却できれば、悪くない話ですが…。バルサ以外との交渉解禁となれば、リヴァプールが手を伸ばしてくるのではないでしょうか。「ミラー」「ザ・サン」「エクスプレス」「デイリー・スター」も一斉に報じていますが、にわかに信じがたいというのが率直な感想です。

ハフィーニャを狙うという報道が事実だとすると、「スカイスポーツ」が指摘していた「アーセナルのティーレマンスへの関心は冷めた」も、リアルなのかもしれません。もしかして、本気で3-4-3? リサンドロ・マルティネスが加わり、冨安とウィリアム・サリバをカウントするとCBは6人。サカがウイング、ハフィーニャがWB…懸案だったセントラルMFは「ウーデゴーアを下げる」という構想でしょうか。

トランスファーマーケットの主役となっているアーセナルですが、課題となっているポジションと獲得が噂されている選手が微妙にずれている感があります。ティーレマンスがどうなるのか、気になるところではあるものの、アルテタ監督に策ありと信じるしかありません。まずは、数日後の報道に注目しましょう。ジェズスとハフィーニャが決まれば、5人の新戦力のうち4人がポルトガル語圏ですね。さすが、エドゥ。(ハフィーニャ 写真著作者/Rccousins)


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