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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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トゥヘル熱望、ペップ容認、本人は乗り気…スターリングのチェルシー移籍はハードルゼロ!?

ガブリエウ・ジェズスをアーセナルに売却するマンチェスター・シティは、スターリングも手離すのでしょうか。昨季プレミアリーグで30試合13ゴールのスターを、3位チェルシーに渡すとは、あまりにも気前がいい話です。

「エクスプレス」の見出しは、「Chelsea in ‘final stages’ of Man City talks as Raheem Sterling gives transfer green light」。青信号、大詰めという言葉を見ると、ついついのぞいてしまいます。2015年にマン・シティに入団して以来、プレミアリーグ4回をはじめ10のトロフィーを獲得したアタッカーは、出場機会の減少を懸念しているようです。

偽9番を導入し、3トップを7人でまわしていたチームに、アーリング・ブラウト・ハーランドという絶対的なストライカーが加わりました。彼が最前線に固定されるとすると、左右のウイングにマフレズ、ベルナルド・シウヴァ、フィル・フォーデン、グリーリッシュ、スターリング、ガブリエウ・ジェズス、フリアン・アルバレス。この状況を嫌ったジェズスは、ひと足先にアーセナルへの移籍を決断しました。

チャンピオンズリーグ準決勝、レアル・マドリードとのホーム&アウェイは2戦ともベンチスタート。プレミアリーグのラスト2試合もスターターではなかった7番も、残留すれば出番が減ってしまいそうです。そんななかで、ルカクをイタリアに送り出したチェルシーが獲得を画策。「エクスプレス」をはじめ複数メディアが、ブルーズは既にコンタクトを取っていると伝えています。

前線ならどこでもできるスターリングと、メイソン・マウント以外、前線のレギュラーが決まっていないチェルシー。両者のニーズは合致しています。ペップ・グアルディオラは、かねてから「チームに満足していない選手をキープするのは好きではない」と公言。出たい選手、ほしいクラブ、引き留めないマネージャーは、まっすぐゴールに向かっていくものと思われます。

「フットボールロンドン」「デイリー・スター」「デイリー・メール」が伝える移籍金は4500万ポンド(約74億円)。彼と同様に契約期間が残り1年のジェズスと同額なら、両者ともに不満はないでしょう。イングランド代表のキーマンは、故郷ロンドンへの移籍をポジティブに捉えていると伝えられており、ハードルは見当たりません。

アーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスを獲得したプレミアリーグ王者は、このままいけばフェラン・トーレス、ジェズス、スターリングがアウト。ルイス・ディアスとダルウィン・ヌニェスを押さえた準優勝チームは、マネ、オリギ、南野を手離しています。2022年になってから激しく動いた2強の前線の戦力的収支は、プラスといえるのでしょうか。プレミアリーグで5シーズン連続2ケタゴールを記録しているスピードスターの離脱は痛そうですが…!


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“トゥヘル熱望、ペップ容認、本人は乗り気…スターリングのチェルシー移籍はハードルゼロ!?” への2件のフィードバック

  1. いつも楽しみにしています! より:

    グ、グリーリッシュ……

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