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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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獲得2人&売却7人!? エドゥTDの手腕が問われるアーセナルの補強最新トピックス!

ガブリエウ・ジェズス、ファビオ・ヴィエイラ、マルキーニョス、マット・ターナー。4人の新戦力に加えて、マルセイユで評価を高めたウィリアム・サリバも合流します。ここまでのアーセナルの補強は、的確かつ順調といっていいでしょう。トランスファーマーケットに投じた資金はおよそ8300万ポンド。ティアニーのバックアッパーと中盤センターを獲得できれば、プレミアリーグでTOP4を狙えるスカッドが完成します。

3000万ポンド以内でOKといわれるユーリ・ティーレマンスが決まらないのは、マンチェスター・ユナイテッドとのマッチレースと化しているリサンドロ・マルティネスの決着を優先しているからでしょうか。「デイリー・メール」によると、両者のオファーは同額で、アーセナルは3400万ポンドとアドオン400万ポンド。マンチェスター・ユナイテッドは3530万ポンドに270万ポンドを乗せるプランだそうです。

移籍金を吊り上げようとしているアヤックスは、4300万ポンドを主張しているとのこと。プレミアリーグでプレイしたがっているアルゼンチン代表CBは、どちらを選ぶのでしょうか。CB、左SB、セントラルMFをこなせるユーティリティーは、左サイドを落ち着かせたい2つのクラブにとって、あまりにも魅力的です。

ティーレマンスについては、「移籍金が下がるのを待っている」「そろそろオファー」という2つの説が存在します。ティーレマンスとの間で既に決定事項となっているなら、前者の可能性もありますが、ライバルが手を挙げたら高騰必至。何が何でも中盤を強化したいクラブは、そんな危険なギャンブルはしないのではないでしょうか。

セントラルMFとCBをダブルで獲ったら、投資の総額は1億5000万ポンド超え。そうなると、エドゥTDはもうひとつのミッションを完遂しなければなりません。余剰戦力の売却。こちらはさほど進んでおらず、既に決まっているのは、シュツットガルトに290万ポンドで売ったマブロパノスと、マルセイユに1000万ポンドのグエンドゥジのみです。

残っている売却候補は、ベルント・レノ、パブロ・マリ、ベジェリン、ルーカス・トレイラ、メートランド=ナイルズ、ネルソン、ニコラ・ペペ。フラムと移籍金交渉を行っているレノと、ノッティンガム・フォレストが関心を示しているメートランド=ナイルズは、いずれ決まるでしょう。

パブロ・マリとルーカス・トレイラは、イタリアから声がかかりそうですが、完全移籍で決着させられるかどうか。ベジェリンには残るという噂が流れていますが、1年後にフリーで放出するという結末は避けたいはずです。最も売却が厳しそうなのは、ニコラ・ペペ。2500万ポンドを出すクラブは見当たらず、残留とローンの二択になりそうな雲行きです。

アヤックスのCBとレスターのプレーメイカーを押さえ、4~5人を売ってマイナス8000万ポンドなら、納得といえるでしょう。派手に動いて分厚くなったノースロンドンのライバルと、適材適所に徹するガナーズは、どちらが上にいくのでしょうか? ジェズスVSリシャルリソンのブラジル人対決、ダービーでマッチアップするアジア人対決、サリバVSラングレのフランス人CB対決(?)と、来季も見どころ満載です。


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