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バイエルン、パリ、チェルシーは獲得見送り…どうする、クリスティアーノ・ロナウド!

レヴァンドフスキのバルセロナ移籍がほぼ決まりとなったようです。「スカイスポーツ」によると、移籍金は4500万ユーロとアドオン500万ユーロ。3年契約には、12ヵ月の延長オプションが付いており、手続きを残すのみと報じられています。

この話は、マンチェスター・ユナイテッドにも影響を及ぼすでしょう。クリスティアーノ・ロナウドの移籍先候補がひとつ減り、フレンキー・デ・ヨングはまとまったお金がほしいクラブに圧力を強められる可能性が高まっています。昨季プレミアリーグで30試合18ゴールの7番の元には、サラリーを払えるビッグクラブから、続々と見送りの知らせが届いていました。

バイエルンのオリヴァー・カーンCEOが獲得を否定したのは7月7日。ドイツメディア「キッカー」に対して語った理由は、「われわれの哲学とは相容れない」でした。6月末に「話を持ち込んだ代理人のホルヘ・メンデスに、断りの返事が入った」と伝えた「SPORT1」は、「クラブより自らの幸せを優先させるスーパースターはほしくなかった」と、辛辣な言葉で代弁しています。

その5日後、「ESPN」がパリの見送りを報じました。敏腕のエージェントは、ルイス・カンポスSDとナセル・アル・ケライフィ会長にコンタクトを取っていたのですが、ほどなくNGの連絡を受けたようです。アメリカメディアは、高額サラリーもさることながら、メッシ、ムバッペ、ネイマール、ロナウドの共存という難しいテーマが最大の理由だったとレポートしています。

さらに15日には、チェルシーが撤退というニュースが配信されています。「ガーディアン」によると、新オーナーのトッド・ベイリーさんはその気になっていたのですが、トゥヘル監督が不要と判断したとのこと。「流動性の高い戦術を敷くため」という理由をかみ砕くと、ルカクと過ごした1年で、前線に張りっぱなしのストライカーは機能しづらいと評価したということでしょう。

その後、サウジアラビアからの巨額オファーが報じられましたが、こちらはロナウドが拒否したといわれています。かくして、チャンピオンズリーグと高額オファーを両立するクラブはなくなりました。現地のブックメーカーの本命は、マンチェスター・ユナイテッド残留。CLに出場できればOKなら、ナポリとアトレティコ・マドリードが扉を開いているようですが、サラリーの大幅な減額が条件となるはずです。

マンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、ルーニー、デ・ヘア、ポグバなど移籍を熱望していたキーマンの翻意は経験済み。気持ちを入れ替えて戻ってきてくれれば、変わらず応援しようと思っています。

エリクセンやリサンドロ・マルティネス、あるいはティーレマンスのようなワールドクラスが加わっても、クラブの野心への疑いは解消しないのでしょうか。来季もわれわれとともに戦ってくれるというなら、ぜひお願いしたのは、「テン・ハフ監督と信頼関係を築いてプレミアリーグの開幕を迎えること」です。


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“バイエルン、パリ、チェルシーは獲得見送り…どうする、クリスティアーノ・ロナウド!” への1件のコメント

  1. ぎぐ爺 より:

    全盛期のルーニー、デヘアとは違うので、いまさら残留とか言われても少しも嬉しくはないですね。

    もし残留するならベンチスタートで。
    あと他に適任者が2〜3人いるFKのキッカーは言うに及ばず、PKを蹴る権限も無しで。

    それだと、やっぱり冬に出て行くとなると思うので
    中途半端に残るくらいなら、ナポリあたりでやり直す方が良いかと思います。

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