アーセナルがナニ獲得!? マンチェスター・ユナイテッドにフンメルス!? にわかに信じがたい2つの噂
フンメルスのプレミアリーグ参入に根拠めいた話があるとすれば、ドルトムントが17日にドイツ代表CB、20歳のマティアス・ギンターをフライブルクから獲得したこと。これによって、来季を戦えるメドが立ったので、ドイツ代表の看板CBをファン・ハールに譲るのではないか、というのですが、さすがに乱暴な話です。片やはワールドカップ優勝チームのレギュラー、ギンターは3月に代表に滑り込んだばかりの新参者。この記事に対して、下ネタ罵詈雑言大好きで、ロッカールームでのトークは汚すぎて記事にできないといわれる口が悪いクロップ監督が「2000万ユーロ(約28億円)と書かれてたのか? そんな数字が載ってる記事は、ゴミ同然!」と吐き捨てたといわれています。子どもか?
クロップ監督は、レヴァンドフスキのバイエルン移籍の際も、ぎりぎりまで「出ていくわけがない」といった前科があるので、信ぴょう性はどっちもどっちなのですが、ドイツでもイギリスでもさほど騒がれていない話を、スペイン紙が単独ですっぱ抜いているという体が、そもそも怪しいですよね。とはいえ、マンチェスター・ユナイテッドが、プレミアリーグ巻き返しの切り札として、フンメルス獲得に相当入れ込んでいるのは事実なので、「要経過観察」というシールを貼って、次の報道を待つことにしましょう。
そして、ナニです。こちらは、マンチェスター・ユナイテッドがヴェルマーレンを欲しがっており、移籍金が合わずに頓挫しているといわれているので、以前からナニを評価しているヴェンゲル氏が「ヴェルマーレンを安くする代わりにナニを格安でくれ」という話を振った可能性がないわけではありません。が、しかし。アーセナルは、プレミアリーグ屈指のサイドアタッカーの宝庫です。ウォルコット、ポドルスキ、カソルラ、チェンバレン、ニャブリ…おっと、宮市亮もいますね。スペシャリストだけでもこれだけのメンツが揃い、エジル、ロシツキ、アレクシス・サンチェスまでまわせるサイドにもうひとり足すというのは、今進める話ではないでしょう。記事では、ポドルスキ放出も匂わせていましたが、やはり信じがたい。こちらは「笑って忘れる」でもいいのですが、主役がコストパフォーマンスがよさそうだと衝動買いしそうなヴェンゲル監督なので、どうも完全に無視できません。「ネタですよね?」というシールを貼って奥にしまっておく、ぐらいの扱いでいいのかもしれません。
ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード)、コーカー(→QPR)
オリギ、ロイク・レミー、デヤン・ロヴレン(→リヴァプール)
オスピナ、ハビ・マンキージョ(→アーセナル)、
マンガラ(→マンチェスター・シティ)、ドログバ(→チェルシー)
ベン・デイヴィス(→トッテナム)
既にハメス・ロドリゲスと、カーディフからQPRに映ったイングランド代表CBコーカーが決まりましたね。ドログバには、ネグレドの長期離脱が決まったマンチェスター・シティが乗り出すという話もあります。ここに、ナニも加えて、11人中何人が来週までに決まっているか、ウォッチしてみましょうか。フンメルス同様、「オファーすら来ていない」とクーマン監督が公言しているデヤン・ロブレンや、移籍金でせめぎ合っているマンガラが、早期に決まるはずはないと思いますが…。彼らがどこまでゴシップで、どこからが大マジメなのかを測るいい機会です。5割当たったらかなり素晴らしいですね。いや、それにしても、このタイミングでナニがアーセナルはないでしょ。よりによってナニは!
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フンメルスは契約が3年も残ってる上にバイアウト条項も設定されてないようですからね。
契約満了で退団したレバンドフスキや違約金が設定されていたゲッツェとは状況が違います。
移籍自体は可能性ゼロではないでしょうが2000万ユーロはあり得ないでしょう。
ダビド・ルイス級の金額を用意すればあるいは…というところでしょうか?