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プレミアリーグ最新移籍ニュース~トッテナムはCB狙いでギンター&サコ、デフォーはボーンマス当確!?

プレミアリーグ制覇とチャンピオンズリーグでのリベンジをダブルでめざすなら、3バックと4バックを自在に操るチームは最終ラインに厚みをもたせたいでしょう。トッテナムがCB獲得をめざしているという話が、複数聞こえてきています。「ザ・サン」が報じたのは、ドルトムントのマティアス・ギンター。190センチ近い大柄な選手ながら、トゥヘル監督の下で右SBでも才能を見せつけており、ポチェッティーノ監督はマン・シティに移籍しそうなカイル・ウォーカーの後釜と考えているかもしれません。悪名高きタブロイド紙は、1500万ポンド(約21億円)のオファーを検討と伝えておりますが、これは安すぎます。モンレアルに出番を奪われ、昨季プレミアリーグで11試合しか出ていないキーラン・ギブスにアーセナルがつけたタグと同じ値段では、ブンデスリーガ28試合出場のドイツ代表DFを獲るのは難しいと思われます。

信ぴょう性では、スパーズがリヴァプールのママドゥ・サコ獲得に向けて交渉を始めたとする「エクスプレス」のほうが上ではないでしょうか。昨夏、クロップ監督の怒りを買ってアメリカキャンプから追放されたサコは、レッズでは完全に出番を失っていたものの、年明けにサム・アラダイスのクリスタル・パレスにレンタルされると本領を発揮。ハードなマンマークとライン統率力で、新監督就任以降も1勝1分6敗と奮わなかったチームの守備を落ち着かせました。プレミアリーグでサコがフル出場した7試合は5勝1分1敗で、失点は6。彼がトッテナム戦で負傷した後の4試合は1勝3敗、失点9と元の脆いチームに戻っており、引いて守らせればハイレベルであることを証明しました。サコとレッズの契約が3年残っているため、、獲得には3000万ポンド(約42億円)が必要といわれておりますが、スパーズはCBの値段を下げられるでしょうか。チャンピオンズリーグに向けて選手層を厚くしたいのはレッズも一緒。戦力外の選手がそれなりの値段で売れるなら、妥協点を見出す作業につき合ってくれるのではないかと思われます。

さて、ここまでのスパーズ関連ニュースはネタ元が多分に怪しかったのですが、「Jermain Defoe: Sunderland striker confirms Bournemouth medical(ジャーメイン・デフォー:サンダーランドのストライカーはボーンマスのメディカルチェックへ)」は、「BBC」の記事です。2年連続でプレミアリーグ15発と、類まれなるゴールセンスを見せつけた34歳のベテランストライカーは、エディ・ハウ監督の下でプレイすることになるようです。2000-01シーズン、ディヴィジョン2所属だったボーンマスにレンタルされて29試合18ゴールと結果を残し、ウェストハムでのレギュラー奪取に弾みをつけたデフォーにとっては、いわば母校への恩返し。昨季プレミアリーグで9位に食い込んだボーンマスが、16ゴールを決めたジョシュア・キングとデフォーのコンビで戦うとなれば、TOP6のクラブでも相当気を引き締めないといけません。

「メディカルチェックを受けた。この後は休みを取る。7月に戻ってきたら、みんなが知ることになるね」。ご本人がここまでいっているのであれば、これはもう決まりでしょう。ワールドカップ出場をめざすデフォーの新天地での活躍を期待したいと思います。

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