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アレクシス・サンチェス、ジルー、ハメス・ロドリゲス…アーセナル関連ニュース4連発!

「アレクシス・サンチェスがマンチェスター・シティと個人合意したとイギリスの複数メディアが報道」…。こう書くといかにもビッグニュースですが、報じているのは「フットボール・ロンドン」「シティ・ウォッチ」「ザ・サン」「メトロ」といった怪しげな顔ぶれ。これを書いているのは現地時間で日曜日の夜ですが、「デイリー・ミラー」は「Everyone is making the same joke as Arsenal forward Alexis Sanchez ‘finalises deal’ to join Manchester City(誰もが同じジョークをかましている。アレクシス・サンチェスがマン・シティ入団の”契約を確定”と)」とナナメに見ており、「BBC」はゴシップ欄に「ザ・サンですよ」と断りながら掲載。「スカイスポーツ」のトップページにプレミアリーグ24ゴールのストライカーの名前はありません。記事を読むと、チリで著名なジャーナリストであるフェルナンド・ソラバリエタ氏が爆弾発言をしたということ以外に、特段具体的な情報はありません。ここは、静観しましょう。ヴェンゲル監督にしてみれば、プレミアリーグのライバルへの売却だけは避けたいところです。

さて、グーナーのみなさんは、アレクシス云々はひとまず忘れて獲得する選手の話題で盛り上がりたいでしょう。「デイリー・ミラー」が、ヴェンゲル監督がリストに名を加えたと報じたのは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。2016-17シーズンのレアル・マドリードではイスコ、モラタ、コヴァチッチよりも先発出場が少なく、守備力が非難され続けた選手だけに賛否両論あると思われます。スペインで輝けなかった最大の理由は、4-3-3の欧州王者には彼が活きるポジションがなかったことでしょう。それでも3シーズンの公式戦通算で36ゴールを決めているアタッカーは、ガナーズの指揮官が昨季プレミアリーグで採用した3-4-2-1の2列めなら機能すると思います。

メディアによると、移籍金は奇しくもアレクシス・サンチェスの売り値と同額の5000万ポンド(約70億円)。7番を失うという最悪のシナリオが現実となった際には、2014年ワールドカップでゴールデンブーツに輝いたアタッカーの復活に賭けるというアイデアは、決して悪くはないのではないでしょうか。一方でスペインから「チェルシーが7000万ポンドでレアル・マドリードの10番獲得に近づいている」という報道も出ているものの、アザールの骨折が癒えた後、ハメス・ロドリゲスに居心地のいいポジションはあるのでしょうか。「ロンドンダービー」の結末は、アレクシス・サンチェスやモラタ、ムバッペの動向とリンクするのかもしれず、予断を許しませんが、BBCの後ろで幸せそうには見えなかったMFがマドリードを去る可能性は高そうです。

さらに「デイリー・ミラー」は、ガナーズがワンダーボーイと合意間近と伝えています。ロシアワールドカップにおける開催国のスター候補と注目されているアレクサンドル・ゴロヴィンは、移籍金1000万ポンド(約14億円)というお手頃価格でいけるようです。CSKAモスクワに所属する21歳は、10代の頃から欧州の強豪クラブの注目を集めており、昨季のロシア・プレミアリーグでは30試合3ゴール3アシストという数字を残しています。テクニック、視野の広さ、フィニッシュの精度が評価されているプレーメイカーが少年時代のアイドルだったと語るのは、コンビを組むことになるかもしれないメスト・エジルです。ユーロ2016でロシア代表として3試合に出場しており、即戦力ではあるものの、CSKAモスクワは最初の1年はローン移籍で使わせてほしいと申し入れているという情報もあります。ヴェンゲル監督のラストシーズンとなりそうな2018-19には、エジルとゴロヴィンのダブル司令塔という魅力的な布陣を見られるかもしれません。

本日最後のニュースは、おお、こちらも「デイリーミラー」です。限られた出場機会で次の1年を終わらせたくないと語るオリヴィエ・ジルーが、2000万ポンド(約28億円)でウェストハムに移籍する可能性があるとのこと。プレミアリーグ118試合69ゴール、昨季は29試合12ゴール。ここぞという場面で貴重な一撃を決めてきたストライカーが、16試合で2ゴールと実績で劣るダニー・ウェルベックの後ろ姿を見ている日々をよしとしないのはよくわかります。ヴェンゲル監督はジルーのよさを理解していると思われますが、ムバッペかラカゼットを獲れるなら、30歳になったフランス代表FWとはお別れのタイミングなのかもしれません。

アレクシス・サンチェスを残すのは最重要ミッションではありますが、仮にエースとジルーがチームを離れ、ムバッペ、ハメス・ロドリゲス、さらにはアルダ・トゥランが加わったら、ガナーズにとってはプラスかマイナスか。私が楽天的すぎるのかもしれませんが、強力なストライカー獲得をしくじらなければ、アレクシスを失っても充分戦えるのではないかと思います。いずれにしても、この夏はグーナーにとって激アツな季節になるのではないかと期待しております。

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“アレクシス・サンチェス、ジルー、ハメス・ロドリゲス…アーセナル関連ニュース4連発!” への2件のフィードバック

  1. magichat より:

    更新ご苦労様です。

    サンチェスは慰留すべきです。シティへの移籍など有り得ません。絶対に阻止ですね。その上で余りにも高騰した最前線の補強をサンチェスのコンバートで解決するのならばハメス・ロドリゲスの獲得は面白いでしょう。マフレズも同様だと思います。あくまで最優先すべきなのはクラブ最大の得点源であるサンチェスの慰留です。

    ゴロヴィンという選手を私は全く知りませんけど才気溢れる若手なら将来の備えとして獲得すればいいでしょう。モスクワにローンしなくてもELで出場機会を与えることが出来るはずですよね。本当に獲得するのなら是非とも期待したいです。

    ベンゲルの発言を信じるならコラシナツを獲得した今夏の補強は放出したくない選手をキープできれば最大で2名です。サンチェスを慰留した上でワールドクラスの最前線か2列目を補強できればルイスとウォルコットが放出されると私は予想しています。

    —–
    サンチェスの契約延長は大前提としつつ、仮に当人が移籍を志願するならば、来季も残留させフリーで手放すよりも、このオフがそのタイミングでしょうね。国外に売却、これに尽きますが。

    古い話ですが、本人の意に反してヴィエラを無理して残留させ、翌シーズンはパフォーマンスががた落ちしたことを思い出します。最終年は、どこかで翻意してくれるのではないかとの期待とは裏腹に、気持ちが入ってない様子が散見され、それでもボスは使い続けた・・・失意のパフォーマンスのままイタリアに。気持ちが入っていない選手は周りにも悪影響を及ぼしかねないですし。

    サンチェスが来季もその翌年以降もエミレーツでプレーしてくれることを腹の底から願っていますが。

  2. G8 より:

    サニャ・ナスリの嫌悪感半端なかったから、サンチェスのブルーユニは
    考えただけで吐き気がします。

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