カイル・ウォーカー、マイケル・キーン…ワールドカップをにらんで移籍しそうなイングランド代表8人!
昨季プレミアリーグ2位のトッテナムに足りないのは、近年のタイトル獲得実績か、欧州で勝とうとする姿勢か、あるいはサラリーか。「デイリー・ミラー」は、本人がマンチェスター・シティ入りを希望しているのに対して、スパーズに移籍金の額をディスカウントする気がないため交渉は難航していると伝えています。レヴィ会長がプレミアリーグNo.1ともいわれるSBにつけたタグは、5000万ポンド(約71億円)。シーズン中から「イングランド代表選手は高い」とこぼしていたペップと経営陣はこれに難色を示し、安く獲得できそうなユーヴェのダニエウ・アウヴェスとの両にらみが続いているといわれています。
選手と指揮官は7月のアメリカツアーまでの契約完了を望んでおり、出す側のポチェッティーノ監督も代役獲得のための時間がほしいことから早期決着を求めているとのこと。縦に突破してクロスを挙げるだけでなく、MFと連携しながらボックスに侵入するプレイの質も高いSBが、ペップとタッグを組むとなると脅威です。
一方、古巣のマンチェスター・ユナイテッド復帰もささやかれていたマイケル・キーンは、リンデロフ獲得でCBが6人となったチームをよしとはしないでしょう。昨季プレミアリーグで35試合2ゴールという数字を残したバーンリーの若きCBは、イングランド代表にも選出され、今やジョン・ストーンズよりもワールドカップに近い存在です。「リヴァプール・エコー」は、さらなるキャリアアップをめざす24歳が出場機会を確保できるクラブに移籍したがっているとして、獲得レースの先頭に立っているのはエヴァートンと伝えています。
プレミアリーグの上位クラブの選手リストをチェックしてみると、マイケル・キーンに「主力として期待している」といえるのはアーセナル、リヴァプール、エヴァートン。コンパニとオタメンディ、アルデルヴァイレルトとフェルトンゲンの壁は厚く、完成度の高いチェルシーの3バックに割って入るのも相当難しそうです。CBを探しているクラブのなかでも、ジャギエルカとアシュリー・ウィリアムズのベテランコンビが体を張っているエヴァートンならキーンの希望が叶う可能性が高まります。ピックフォード、クラーセンと効果的な補強を進めるクーマン監督とスティーヴ・ウォルシュFDは、マラガのFWサンドロ・ラミレスの獲得に迫っており、マイケル・キーンに加えてSBまで補強できれば文句なしの夏となりそうです。
直近のタブロイド紙にちらほら名前が出ている「イングランド代表当落線上の選手」は、トッテナムが値段が下がるのを待っているといわれるロス・バークリー、高額のサラリーが嫌われていいオファーがないと伝えられたウェイン・ルーニーだけではありません。リヴァプールやマンチェスター・シティのターゲットとされているのはチェンバレン。3バックではスーパーサブとなりそうなウォルコットもウェストハムが2500万ポンド(約35億5000万円)のオファーを準備中という報道があり、出番が激減しそうなスモーリングもプレミアリーグの中堅・下位クラブがほしがっているといわれています。エヴァートンのMFが移籍したらちょっとしたサプライズですが、その他の選手は全員動いてもおかしくありません。7月から、イングランド代表選手の大移動が始まる予感がします。(マイケル・キーン 写真著作者/Catherine Kõrtsmik)
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はじめまして。ランキングから来ましたしゃんしゃんです。
プレミアリーグはシーズンオフに入りましたね。
移籍希望するほとんどの選手は出場機会だと思っていましたが「キャリアアップ志向」の選手がいるのですね。来シーズンまでの移籍状況が楽しみですね。
ブログ応援して帰ります。
しゃんしゃんさん>
応援ありがとうございます。毎日更新してますので、ときどきお立ちよりください。移籍については、サラリーUP狙いやタイトル獲れるクラブへという選手も多いですよね。