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ルカクはさらに高騰!? ロケ・メサ、イボーラ、イヘアナチョ…プレミアリーグの移籍最新トピックス

日本時間の7月28日4時、ロメウ・ルカクを巡るマンチェスター・ユナイテッドとエヴァートンの交渉は決着していません。「スカイスポーツ」は、エヴァートンが7500万ポンド(約110億円)といわれる移籍金にアドオンをつけて、総額9000万ポンド(約132億円)まで引き上げようとしていると報道。これで決まれば、プレミアリーグのみならず、1年前のポグバを抜いてワールドレコード更新となります。ルカクとポグバの「世界ワンツー」は、現在アメリカのロサンゼルスにあるUCLAで一緒にトレーニングを行っており、渦中のストライカーは既にメディカルチェックを終えていると伝えられています。

契約が結ばれれば、ベルギー代表ストライカーにはグディソンパークに戻らなくてもOKという許可が出され、新チームのプレシーズンツアーに合流すると見られています。決まるにしても、破談もしくは交渉延長となるにしても、本日中に何らかの記事が配信されるはずです。2011年、リヴァプールに所属していたフェルナンド・トーレスがチェルシー移籍時に記録した5000万ポンドを軽くぶっちぎるプレミアリーグ史上最高額のディールの成立は、マンチェスター・ユナイテッドの交渉力(あるいは経済力)にかかっているようです。

動きがあるかと早い時間からスタンバイしていたのですが、ルカク関連は音沙汰がなく、届いた知らせはストークのジョナサン・ウォルターズのバーンリー移籍のみ。今週末は、プレミアリーグの下位クラブと昇格クラブにいくつか動きがありました。スウォンジーは、スペインのラス・パルマスからMFロケ・メサを獲得。171センチの小柄なセントラルMFで、2014-15シーズンにはクラブのリーガ・エスパニョーラ昇格に貢献し、以来レギュラーの座を守り続けています。キ・ソンヨンが振るわなかったスワンズの中盤にパスワークに長けたスペイン人MFが加われば、前年から18も多い70に膨れ上がったスワンズの失点は抑えられるのではないでしょうか。移籍金は110億円…いや、1100万ポンド(約16億2000万円)。プレミアリーグにチャレンジできるのがうれしいと語る28歳MFのボールさばきに注目したいと思います。

プレミアリーグに昇格したばかりのハダースフィールドは、ローンで借りてきた選手だらけのチームを本格的に作り直し始めています。これまでの移籍金のクラブレコードは、1年前に1860ミュンヘンから獲得したDFシンドラーの180万ポンド(約2億6500万円)だったのですが、ポルトのベルギー代表FWローラン・ドゥポワトルに推定350万ポンド(約5億1500万円)、マンチェスター・シティから借りていたオーストラリア代表MFアーロン・ムーイの完全移籍に800万ポンド(約11億8000万円)といきなり2回も記録更新。さらに今週になって、モンペリエの22歳のストライカー、スティーブ・ムニエに1300万ユーロ(約16億8000万円)を投入しました。リーグアン35試合14ゴールのベナン代表FWは、得点力不足だったハダースフィールドの攻撃を活性化してくれるでしょう。彼らの高額移籍金ランキングのトップに表示される金額は、2倍、4倍、8倍と順調に増えています。

最後に、今週最大の大物を紹介させていただきます。選手を出す側のセヴィージャによる移籍合意発表の2日後、レスターもビセンテ・イボーラの入団をアナウンスしました。「スカイスポーツ」が報じた29歳のスペイン人MFの移籍金は1250万ポンド(約18億4000万円)。セヴィージャで過ごした4年でリーグ戦出場170試合30ゴール。ヨーロッパリーグ3連覇にも貢献した経験豊富なMFは、カンテ離脱で不安定になった中盤を締めてもらうキーマンです。「新しいチームメイトと一緒にプレミアリーグを戦うのが楽しみ。彼らには、クラブやレスターの街について教えてもらっている」と語ったセヴィージャのキャプテンは、攻守の切り替えがぎこちなくなっていたチームにリズムと落ち着きをもたらしてくれるでしょう。

ハル・シティでオーバーラップしまくっていたCBハリー・マグワイアを獲得したレスターは、マンチェスター・シティのケレチ・イヘアナチョ獲得に迫っていると報じられています。2500万ポンド(約36億8000万円)と伝えられているナイジェリア代表FWは、ヴァーディとコンビを組むのか、移籍が噂されているマフレズのポジションに入るのか。アグエロの控えながらもプレミアリーグ46試合12ゴールと爪痕を残した20歳は、ロメウ・ルカクのように100億を超えるお金を積まれる選手になるのではないかと注目しています。エヴァートンの立ち回りが目立つ移籍市場ですが、即戦力を次々と獲得しているレスターにも要注意です。(ケレチ・イヘアナチョ 写真著作者/Arvedui89)

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“ルカクはさらに高騰!? ロケ・メサ、イボーラ、イヘアナチョ…プレミアリーグの移籍最新トピックス” への6件のフィードバック

  1. ファンファン より:

    チェルシーがユナイテッドと同額のオファーを提示したようですね。
    エバートンの狙い通りの展開になりそうです。

  2. フォクシーズ より:

    レスターはCLでお金たくさん入ったお陰でいい補強が出来てますね。
    来シーズンもしかしてELには行けるんじゃないかというワクワクが止まらないです。
    FWの補強が当たるかどうかにもかかって来ますが去年ムサとスリマニで外したのでイヘアナチョも正直不安ですけどまだ若いので期待してます。

  3. Djdj より:

    ユナイテッドやチェルシーはエヴァートンに足元を見られているのでしょうか
    相手のディフェンスをこじ開けてゴールを量産する一方、格上クラブとの試合ではイマイチその存在感をまだアピール出来ていない彼に110億はおろか132億の金額はちょっと高過ぎかなと思います
    少なくとも、ユナイテッドとチェルシーという資金力のある両クラブは、エヴァートンの手の上で転がさられてるようにしか見えません…
    150億でも安かった!といわれる活躍をしてくれれば文句は無いのですが

  4. エバートン より:

    移籍金が高いのはルカクより良いストライカーがあまり市場に出ていないのと、モラタやペロッティ、ラガセットと違ってプレミアリーグで成績を残しているのでリーグの適応という課題がないということで高騰していると勝手に想像してます。それにしても高いとエバートンファンとしても思いますが(笑)
    ルカクがいなくなるのは残念ですが、リーグでの優勝争いやCLで戦っていくべき選手だと思っているので頑張ってほしいなと思います。

  5. ジャカジャカ より:

    正直エバートンとチェルシーの試合で ルカクが簡単に抑えられているのを見て ガッカリしました。まだポストプレイの出来るジルーの方が3倍役に立つし 値段も1/3以下 マンUには余計なお金を使わせてチェルシーはジルー取ってほしいです

  6. makoto より:

    ファンファンさん>
    そうですね。笑っているのはエヴァートンとライオラさんですね。

    フォクシーズさん>
    イボーラとマグワイアは適切ですね。イヘアナチョは大化けの可能性ありとみています。

    Djdjさん>
    2015-16はおっしゃるとおり、上位との対決で沈黙することが多かったですが、昨季はマンチェスター・シティ戦やスパーズ戦で脅威になっていました。サイドがより強いマンチェスター・ユナイテッドなら、やってくれるのではないかと期待してます。それにしても高いですね…。

    エバートンさん>
    9000は、いくらなんでもです。7500で手を打ちませんか?(笑)

    ジャカジャカさん>
    ルカクの他の試合はご覧になりましたか?3倍とは、ジルーの評価が激高ですね。

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