まだまだ続くストライカー大移動の熱い夏!ウェストハムがチチャリート獲得を発表!
「ワンタッチゴールの天才」。チチャリートの最大の魅力は、何といってもゴール前でのポジショニングのよさです。楔のパスをさばいてDFの視界から消え、ボックスに飛び込むプレイはまさにストライカー。175センチと上背はないながら、DFの裏からでも叩ける高いヘディングは、落下点予測とジャンプのタイミングが完璧だから成し得る技です。ベイビーフェイスで空中戦に強い選手といえばアレクシス・サンチェスを思い出しますが、自らボールを運ぶのも好きなチリ代表のアタッカーに対して、メキシコのエースは徹底的に使われる側です。
2016年9月に欧州通算100ゴールを決めたチチャリートについて、「Opta」がおもしろい分析をしていました。右足でのゴールは54、左が23、ヘディングが22で足と頭以外が1。アーセナルに来てから72ゴールを決めているアレクシス・サンチェスは左足のシュートが4つしかなく、狙って足を振り抜いたのはたった1本なのに比べると、フィニッシャーとしての自在性ではチチャリートに軍配が上がります。さらに特徴的なのは、100発中95発までがボックス内で放ったシュートであること。ラストパスに反応して決めるのが得意で、ボールに絡むよりもCBとの駆け引きに集中するタイプだけに消えてしまう時間も多いのですが、ここぞというシーンでは必ず中にいてくれるので、クロスに自信があるサイドアタッカーにとってはありがたい存在です。アンディ・キャロルが競り合って落としたボールにチチャリートが絡む2トップは、ビリッチ監督のオプションとして機能するのではないでしょうか。
マンチェスター・ユナイテッドはロメウ・ルカク、チェルシーはアルバロ・モラタ、アーセナルはアレクサンドル・ラカゼット、ジャーメイン・デフォーがボーンマス、そしてエヴァートンにウェイン・ルーニー。ストライカー大移動の夏は未だ終わらず。オリヴィエ・ジルー、クリスティアン・ベンテケには噂が絶えず、ジエゴ・コスタはスペイン復帰が発表されるのを待つばかりです。プレミアリーグ2017-18シーズンの見どころのひとつは、新ストライカーの成否です。ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」は、早くもプレミアリーグ得点王のベットを始めており、ハリー・ケイン3.75、ルカク5.00、モラタ、ガブリエウ・ジェズス、アグエロが7.00、ラカゼット9.00というオッズがついています。ロンドンスタジアムを本拠地とするチチャリートは、上位に食い込むことができるでしょうか。スノドグラス、ランシーニ、入団が噂されているアルナウトヴィッチと優秀なパサーが多いハマーズゆえ、昨季プレミアリーグでジョシュア・キング、ジョレンテ、デフォー、ベンテケが届いた15ゴールもない話ではないと思います。
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ラカゼット9.00というオッズという最後の数字にガックリきてしまったグーナーですが、
チチャリートプレミア復帰は嬉しいです。(と同時に、やっかいですよね)
一人でゲームを支配するというタイプではありませんが、相手が少しでもスキを作ったら次の瞬間にはゴール前にいるというイメージです。
そのあとの歓喜の笑顔も含め、見ていて楽しい選手です。アーセナル戦以外でのびのび頑張っていただきたいです。
ひろとさん>
88分何もできなくても、2分で2点獲っちゃうイメージですね。古巣対決以外でがんばっていただきたいです。