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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アリソン、オブラクはGK史上最高額必至!? リヴァプールのGK獲得計画は、ただいま難航中!

I believe in him. Don’t make massive stories about that. Of course it’s big because it’s a final, but everyone makes mistakes(彼を信じてる。重い話にしないでほしい。ファイナルだから、もちろん大きい。しかし、誰でもミスを犯すことはある)」。デヤン・ロブレンの必死のメッセージが、ロリス・カリウスに心ない罵声を浴びせる現地サポーターに届いてほしいと思います。チャンピオンズリーグ本大会にフルタイム出場したドイツ人守護神のセービングがあったから、リヴァプールはグループリーグを突破し、ローマとの乱打戦を制したのです。

こういうときこそ、「You’ll Never Walk Alone」。マンチェスター・ユナイテッドのサポーターからすれば、キエフのピッチに立った11人と、スタンドで気勢を上げていたサポーターがうらやましくて仕方ありませんでした。レッズはプレミアリーグ4位をキープし、来季も欧州最高峰の戦いに参加することが決まっています。新しいシーズンに目を向けましょう。クロップ監督と経営陣が、プレミアリーグとCLを勝つべく、さらなる強化に本気で取り組んでいるのは間違いありません。

「デイリー・ミラー」が伝える新守護神候補は、獲得の難易度は激高ですが、ゲットできれば相当盛り上がるでしょう。ローマのブラジル代表GKアリソンと、アトレティコ・マドリードのヤン・オブラクは、どちらも世界一と評される選手。CL準決勝で戦ったアリソンは、2月にもレッズが狙っていると報じられていました。当時、リヴァプールの評価額は5000万ポンド(約73億円)といわれておりましたが、「スカイスポーツ」は、ローマが付けたタグは6200万ポンド(約90億円)と伝えています。レッズが相手の条件を呑めば、プレミアリーグだけでなく、世界最高額のGKとなります。

財政的な観点で、ローマがアリソンを手離す可能性はあるといわれているものの、「デイリー・ミラー」と「テレグラフ」は「ハードな交渉になる」と一致しています。CLファイナルの前から、既に触手を伸ばしていた本命は、レッズの熱意を受け止めるでしょうか。モー・サラーを売ってくれたイタリアのクラブが、首を縦に振らなければ、リヴァプールはさらに高い壁を見上げることになります。「デイリー・ミラー」によると、オブラクのバイアウト条項に記載されているフィーは8000万ポンド(約117億円)。セントラルMFやウイングもほしいレッズは、コウチーニョの売却益をここに集中投下するという判断はできないのではないでしょうか。

1月にラ・リーガ100試合出場を果たした25歳の守護神は、54失点しか喫しておらず、ヴィクトル・バルデスの86失点、クルトワの89失点、カシージャスの104失点を大きく下回っています。CL王者を抑えてバルサに次ぐ2位で着地したEL王者は、ラ・リーガ最少の22失点。数字を見ると、ますますオブラクが欲しくなりますが、レッズが本人を口説き落とすのは至難の業でしょう。「デイリー・ミラー」は、3番手以下にも触れていますが、ケルンのティモ・ホルン、セインツのマッカーシー…彼らなら、ロリス・カリウスの成長を促すほうが賢明だと思われます。プレミアリーグ降格の憂き目に遭ったストークのジャック・バトランドは、安心して見ていられると思いますが、いかがでしょうか。いずれにしても、レッズのGKを探す旅は、しばらく続きそうです。(アリソン・ベッカー 写真著作者/César Muñoz/ANDES)

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“アリソン、オブラクはGK史上最高額必至!? リヴァプールのGK獲得計画は、ただいま難航中!” への5件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    イングランド中のスタジアムで、あの大失態のチャントが歌われ続けると思うとカリウスが心配になってきますね。仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・

  2. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    カリウスへの心無い攻撃はやめてほしいですね。ご指摘の通り彼が防いだシュートがあるかこそキエフに行けたのですから。私もGKは補強が必要だと思います。惜しむらくは第3GKのウォードを成長させられなかった事です。カップ戦の早期敗退が痛かったのでしょうが、、、。さて補強面ですが、オブラクの失点数は魅力的ですが、アトレティコが手放すとは考えにくいですね。シメオネと言う魅力的な監督がいる限り難しい感じがします。まだアリソンの方が可能性があるかと物凄くプライスタグが高そうですが、、、、。しかし双方とも壁は高いですね。バドランドもリーグ経験値からありですが、、、。うーん悩ましい問題です。フロントの心意気を見守りたいですね。

  3. 難波のグーナー より:

    レッズ、ファビーニョ獲得
    羨ましい
    しかも安い
    プレミアに慣れさえすればどハマりしそう

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    オブラクはチャンスがあるのか怪しいですが大金を積むならその2人でしょうね。GKでその二人以外に大金を積むことは無いかと。
    確実なアップグレードじゃない限り意味が無いですし。
    ミニョレとウォードが去る可能性があるのでどちらにせよGKの補強はあると見てますがアリソンが来てくれることを祈りたいです。

  5. ルタレック より:

    カリウスに対する非難は収まって欲しいもの。悔しさを誰かのせいにするよりも、責任を分かち合い、リスペクトする方が良いはず。綺麗ごとかもしれませんがそう思います。

    戸田和幸氏が素晴らしい文章を書いてくれていますので、失礼ながらご紹介しておきます。
    もし、ご迷惑であれば、削除ください。
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    あの場に居合わせた者として。

    遠く離れた日本で、深夜に眠たい目をこすりながらも、世界最高の闘いを見守っているたくさんのサッカーファンの方達に。

    チャンピオンズリーグ決勝戦の現地解説を任された者としては「これはカリウスの致命的なミスですね」
    こんな安易なコメントであのゴールを表現することは出来ませんでした。

    あのゴールはカリウスのミスだけではなく、ベンゼマの動き出しの上手さと、可能性を信じて走り足を出した彼の気持ちが手繰り寄せたゴールなのではないかと素直に感じたし、だからそのように話をしたと記憶しています。
    https://ameblo.jp/todakazuyuki/entry-12379456301.html
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    しかし、、ファビーニョ獲得そして、新GKと移籍市場でのリバプール的確かつ素早い動き。驚嘆します。

    —–
    個人的にはあとオブラク、レマル、ワールドクラスのCB2人獲得出来れば完璧ですね。

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