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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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「マドリードからオファーはない」「すべてはレヴィ会長次第」…エリクセンは残留か⁉

アヤックスからトッテナムに移籍して6年。マウリシオ・ポチェッティーノとともに5シーズンを戦い、昨季はチャンピオンズリーグでファイナルに進出。プレミアリーグ206試合49ゴール60アシストという数字を残したクリスティアン・エリクセンは、自らのキャリアのなかで、新しいチャレンジをするべきタイミングだと感じているようです。彼の心を動かしたきっかけは、27歳という年齢なのか、あるいはスパーズとの契約が残り1年となったことなのか。今いるクラブでやれることはやり尽くしたと考えるならば、クラブが移籍金を得られるラストチャンスで新天地を求めるのが最もスムーズです。

オランダのメディア「Ekstra Bladet」のインタビューに応えたデンマーク代表のプレーメイカーは、「トッテナムで起こったことすべてに対して、広く深くリスペクトしている」と語っています。クラブに対する愛情を表現しながらも、「新しいことがしたいんだ。夏の間に話があるといいね。それが自分のプランなんだけど。フットボールの世界は、話がいつ来るかわからないし、いつでも起こりうるともいえる」と率直に気持ちを吐露。以前から噂になっているスペインの名門について聞かれると、「ステップアップになると思うけど、レアル・マドリードがトッテナムにクリスティアンがほしいといわなければならない。自分が知る限りでは、彼らにまだその動きはない」と、冷静に受け流ししています。

6月4日にフランクフルトのストライカー、ルカ・ヨヴィッチの獲得を発表したレアル・マドリードは、オリンピック・リヨンのフランス代表DFフェルランド・メンディの移籍についてもメディカルチェックを残すのみと報じられています。2人合わせて9700万ポンド。チェルシーと合意に至ったといわれるエデン・アザールの8850万ポンドを加えると、1億9000万ポンド(約260億円)に及ぶ大規模補強が完了しようとしています。さらなる新戦力としてポグバやエリクセンの名前が挙がっていますが、このうえ1億ポンド(約137億円)を超える出費をするでしょうか。

早期に移籍を決めたいというエリクセンは、「ダニエル・レヴィ(トッテナム会長)次第だ。そもそもクラブが声をかけてきてくれないと成立しないし、テーブルについて契約の交渉をしなければならない。自分でスケジュールを決まるわけにはいかないよ」と、クラブ次第であることを強調。「可能性に依存しているから、難しいよね。何もなければ、それもまたエキサイティングだ。トッテナムに残ってはいけないわけではないだろう? 新契約にサインするかといわれれば、 条件によりけりだね」と、プレミアリーグに残る可能性も否定していません。

「デイリー・ミラー」によると、注目のレヴィ会長は、チャンピオンズリーグ決勝で訪れたマドリードでフロレンティーノ・ペレス会長とディナーをともにしたとのこと。やり手のビジネスマンは、レアル・マドリードにエリクセンを売る意志はないとはっきり伝えたといわれています。プレミアリーグファンとしては、いつまでも見ていたい天才プレーメイカーにはロンドンに残っていただきたいのですが、スパーズの会長は新しい契約を締結できると確信しているのかもしれません。そこはかとなく残留ムードが漂っていますが、果たして…⁉ 何が起こるかわからない世界ゆえ、テンションを緩めずに今後の成り行きをチェックしていきたいと思います。

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“「マドリードからオファーはない」「すべてはレヴィ会長次第」…エリクセンは残留か⁉” への1件のコメント

  1. シャドリ より:

    ファンとしてはエリクセンはまだプレミアで観たいです 。次のステップに行くためには絶対必要な選手だと思うのですが…

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