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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグにフィットせず!? ヴェルナーの選択はライプツィヒ復帰か、ユーヴェ移籍か?

「リヴァプールのような素晴らしいチームとも話した。でも、最終的にはチェルシーに移籍することにした。フットボールのスタイルだけでなく、彼らが示してくれたものに惹かれたんだ。彼(=フランク・ランパード)は何度も電話やメールをくれて、メディアまで送ってきた。僕にどこでプレイしてほしいか、どんなスタイルのサッカーをしたいか…彼がやりたいシステムを感じられたのが重要だった」(2020年9月/ロイター)

「ライプツィヒにいたとき、プレミアリーグに行く可能性があった。最終的にはチェルシーに決めた。去年は、チャンピオンズリーグのタイトルを獲得できたし、最悪の決断ではなかったと思う」(2022年5月/イブニング・スタンダード)

2019-20シーズンのライプツィヒで、公式戦45試合34ゴール13アシスト。左サイドからカットインしてゴールを陥れる姿は、サラー、フィルミーノ、マネのチームにフィットすると評されていました。本命はリヴァプールといわれていたティモ・ヴェルナーが、突如進路をロンドンに変えた最大の理由は、フランク・ランパードの情熱的なトークに感銘を受けたからでした。

あれから、2年。ドイツ代表では結果を出していた快足FWは、失意のうちにチェルシーを離れようとしています。「スカイ・ドイツ」は、ライプツィヒが買い戻しを画策中と報道。「スカイ・イタリー」は、ユヴェントスが関心ありと伝えています。「ミラー」が報じたニューカッスルのオファーはローン移籍。彼はなぜ、チェルシーで輝けなかったのか。苦しかった季節を、振り返ってみたいと思います。

コロナ禍の影響で、9月開幕となったプレミアリーグ2020-21シーズン。最初の2ヵ月は8試合4ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグは3試合3ゴール1アシストと悪いスタートではありませんでした。ヴェルナーにとって大きな誤算だったのは、フランク・ランパード監督と選手たちの確執、ひいては指揮官の解任でしょう

当時のチームには、マルコス・アロンソやリュディガーなど、戦力外とされていたベテランがいました。さらにプレスに対するボスの選手批判も加わり、ロッカールームには不穏な空気が漂っていたと報じられました。ランパード解任によって、喧騒は収束したものの、パリからやってきたトーマス・トゥヘルはヴェルナーと相性がいい監督ではなかったようです。

昨季プレミアリーグでは、先発は15試合に留まり、21試合4ゴール1アシスト。この2年のCLでは、17試合8ゴール4アシストと結果を出しているので、プレミアリーグのハードなチェックに対する戸惑いもあったのでしょう。イージーなシュートミスが目立ったヴェルナーを擁護することもあったトゥヘル監督ですが、スターリングが来た今、ドイツ代表の重要度は下がっているものと思われます。

チェルシーは、代役となるアタッカーが見つかれば、ヴェルナーを放出する意向があるといわれています。プレミアリーグへの適応、メンタルの問題、指揮官との人間関係、海外暮らし…理由はひとつではないのでしょう。ケジュマン、シェフチェンコ、モリエンテス、ソルダード、イアゴ・アスパス、ファルカオ、デパイ…大陸では優秀なゴールゲッター、イングランドでは空回りのリストに、新たなメンバーが加わってしまうかもしれません。


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