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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アンソニー・ゴードンに4500万ポンドで正式オファー!? チェルシーの夏のご予算はHow much?

昨日までは、本気じゃないだろうと思っていました。チェルシーのターゲットは、ウェズレイ・フォファナ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、フレンキー・デ・ヨングであり、1億6000万ポンド超えのビッグディールが完了しない限りは他に目を向けないだろう、と。

「スカイスポーツ」「ガーディアン」「テレグラフ」が4500万ポンドのオファーがあったと報じたのは、エヴァートンの新鋭アンソニー・ゴードン。伸びしろが感じられる21歳のウインガーは、当然「not for sale」です。昨季プレミアリーグで35試合4ゴール2アシスト。2022-23シーズンは、得点力UPが期待されている逸材です。

リシャルリソンをスパーズに持っていかれたエヴァートンは、カルヴァート・ルーウィンが負傷リタイア。最前線はサロモン・ロンドンのみとなっており、サイドが持ち場のアンソニー・ゴードンは開幕からの2試合をセンターフォワードで起用されています。彼を売るなど、もってのほか。チェルシーには、アルマンド・ブロヤの値段を聞きたいぐらいです。

日曜日に4000万ポンドの口頭オファーを却下され、月曜日に4500万ポンドまで上乗せした正式なオファーを拒否されたウェストロンドンは、どうやら本気で獲りにいっているようです。彼らは、4750万ポンドのスターリングより高額という評価を受け入れるでしょうか。フォファナは8000万ポンド、デ・ヨングは7200万ポンド、オーバメヤン獲得には1700万ポンドが必要といわれています。

アンソニー・ゴードンが5000万ポンドを超えれば、これから獲得する4人で2億2000万ポンド。ククレジャ、クリバリ、スターリング、チュクエメカを引き入れるために1億6000万ポンドを投じたクラブは、3億8000万ポンド(約617億円)というとてつもない額をマーケットに落とすことになります。2020-21シーズンの総売上4億3490万ポンドの87%…!

ゴードン獲得という話に違和感が拭えないのは、プリシッチ、ツィエク、ハドソン=オドイ、スターリングと、戦力が揃っているポジションだからです。ツィエクは長らくミラン移籍の噂があり、ハドソン=オドイもプレミアリーグの中小クラブへのローン移籍が取り沙汰されていますが、ヴェルナーがいないチームなら、出場機会は自ずと増えるでしょう。

現地メディアのトーンは、「エヴァートンが強硬に拒否すれば、チェルシーはすぐに撤退する可能性がある」「3回めのオファーがあるかわからない」。トッド・ベイリーオーナーとトゥヘル監督は、4枚ゲットをめざしているのでしょうか。最前線にはクリスティアーノ・ロナウドという噂もありますが…すべて、続報を待ちましょう。


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