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ニューカッスルがイサク!? アーセナルが獲得を断念した逸材は、クラブレコードの5800万ポンド!

ニューカッスルが、アレクサンデル・イサク?「スカイスポーツ」のライブブログで記事を発見し、言葉を失いました。レアル・ソシエダとイサクの契約には、7540万ポンド(約122億円)のバイアウト条項があります。1月にオーバメヤンの代役を探していたアーセナルは、あまりにも高すぎると断念。プレミアリーグの中堅クラブが手を出せる金額ではありません。

「スカイスポーツ」の速報によると、ニューカッスルとレアル・ソシエダは合意に近づいており、移籍金は5800万ポンド(約94億円)になる見通し。ダン・アシュワースSDと、リクルーティングの責任者を務めるスティーヴ・ニックソンさんはスペインに滞在しており、週末までに話をまとめようとしているそうです。

マグパイズの過去の最高額は、2019年にホッフェンハイムから移籍したジョエリントンと、2022年1月にリヨンから獲得したブルーノ・ギマランイスの4000万ポンド。ポスト・ズラタンといわれる22歳のスウェーデン代表は、ぶっちぎりのクラブレコードです。

19歳までドルトムントに所属していたイサクが、レアル・ソシエダに入団したのは2019年の夏でした。最初のシーズンはラ・リーガ37試合9ゴール、2年めは34試合17ゴール。192cmの長身を活かしたポストプレーと、ドリブル突破を武器とするストライカーは、バルセロナ入りが噂されるほどの注目を集めていました。

しかし昨季は、32試合6ゴール2アシストとペースダウン。2022年になってからは、3ゴール1アシストに留まっています。ガナーズが手を引いたのは、絶対額もさることながら、前任者より決定力が劣るとジャッジしたからでしょう。プレミアリーグ128試合68ゴールのオーバメヤンは、移籍金5600万ポンド。スペインのクラブが5000万以下でOKなら、一気に話をまとめたのではないでしょうか。

スウェーデン代表では37試合9ゴール。ワールドカップ欧州予選では4ゴールを決めているものの、2022年に入ってからは5試合ノーゴールです。フィジカルの強さは、いかにもプレミアリーグ向きですが、チームメイトとなるカラム・ウィルソンを明確に超えるのは、簡単なことではありません。

ガナーズが懸命だったといわれるのか、サウジアラビアの大資本がファインプレーといわれるのか。マンチェスター・シティと互角に渡り合ったチームは、サン=マクシマン、アルミロン、ジョエリントンが好調で、イサクがすんなりフィットするとやっかいです。ビッグディールはスムーズに決まるのでしょうか。続報を待ちましょう。(アレクサンデル・イサク 写真著作者/Rolandhino1)


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