2022.09.03 移籍ニュース2022-23移籍ニュース
史上最高額を更新した狂乱の夏!プレミアリーグ2022-23シーズンのトランスファーマーケット総括!
あまりにも濃密な1週間でした。ボーンマスのスコット・パーカーがたった4試合で解任。アーセナルはプレミアリーグ開幕5連勝で首位を快走し、アーリング・ブラウト・ハーランドは2試合連続のハットトリックという離れ業をやってのけました。
同じ日に、2つのビッグディールがクラブ間合意に到達。マンチェスター・ユナイテッドはアントニー獲得に8600万ポンド(約139億円)を費やし、チェルシーが引き入れたフォファナは7500万ポンド(約121億円)の高額案件でした。
翌日は、トランスファーデッドラインデーとプレミアリーグ5節のレスターVSマンチェスター・ユナイテッドが重なりました。ピッチにいるロナウドとティーレマンスは、メディカルチェックなどできるはずがなく、残留すると宣言しているかのようでした。
史上最高額の移籍金が乱れ飛んだビッグサマー。「BBC」によると、プレミアリーグのクラブは、「ラ・リーガ+セリエA+ブンデスリーガ」よりも多額の投資を敢行しています。19億ポンド超の支出は、2位セリエAの6億4600万ポンドの3倍。全20クラブの純支出10億ポンド以上、総勢169人、チェルシーが費やした2億7800万ポンド(約449億円)、ノッティンガム・フォレストの21人ゲットもすべてレコードです。
「スカイスポーツ」が配信したクラブの投資額ランキングを見てみると、1位はチェルシー、2位は2億2700万ポンド(約366億円)でクラブレコードのマンチェスター・ユナイテッド。3位は何とウェストハムで、ルーカス・パケタ、スカマッカ、ナイフ・アゲール、コルネ、エメルソン・パルミエリらに1億7900万ポンド(約289億円)を費やしています。
4位は9人を手に入れたトッテナム、5位は残留必須のノッティンガム・フォレスト、6位は売買ともに適正価格重視のマンチェスター・シティ。アブダビから資本が入った頃は、移籍金の相場を引き上げていたクラブは、ジェズスとスターリングの売却も、ハーランドとカルヴァン・フィリップスの獲得も5000万ポンド前後に収めています。
5000万ポンドの黒字は、ブライトン、レスターに次ぐ3位。プレミアリーグ3連覇を達成したら、「賢明な夏」と評価されるのではないでしょうか。7位のニューカッスルと8位アーセナルは、いずれも1億2000万ポンド台で、9位ウルヴスまでが1億ポンドを超えています。
一方、最下位レスターは1500万ポンド、ブービーのボーンマスは2600万ポンド。スコット・パーカー解任の報を聞いたクロップは、「マン・シティ、アーセナル、リヴァプールに敗れただけで…」と嘆いておりましたが、解任のトリガーは戦績ではなく、補強に不満を漏らしたことでしょう。「チームは弱くなった」といい切ったブレンダン・ロジャースも、同じ結末が待っているのではないかと心配になります。
続いて高額選手ランキングを見ると、5000万ポンド以上は11人。高い順に並べると、アントニー、ダルウィン・ヌニェス、フォファナ、カゼミーロ、イサク、ククレジャ、リシャルリソン、リサンドロ・マルティネス、ルーカス・パケタ、ハーランド、カルヴァン・フィリップスとなります。
4大サプライズは、「8600万ポンドとあまりにも高額だったアントニー」「トップリーグ出場57試合で7500万ポンドに吊り上がったフォファナ」「ハマーズが5130万も出すか!?と驚愕したルーカス・パケタ」「今となっては激安のハーランド」でいかがでしょうか。
プレミアリーグが狂乱の夏となった一方で、チャンピオンシップの総支出額は8600万ポンドに留まっています。すべてのクラブが緊縮財政を強いられた前年の2倍以上になったものの、2017年からの3シーズンの平均1億6940万ポンドには届かず。下部リーグの苦しい状況を象徴しているのが、降格となったばかりのバーンリーです。
キャプテンのベン・ミーとタルコフスキという強力なCBコンビがフリーエージェントで退団となり、守護神ニック・ポープは1000万ポンドでニューカッスルへ。ネイサン・コリンズはウルヴス、コルネはハマーズ、ドワイト・マクニールはエヴァートンと、主力をごぼう抜きにされてしまいました。獲得した15人の最高額は425万ポンド。ノッティンガム・フォレストがコケたら、恐怖の解体ショーと地味すぎる補強をダブルで目撃することになりそうです。
いつまで続くのか、どこまで膨らむのかと不安になるプレミアリーグのトランスファーマーケットですが、ひとまず今年のお祭りは終わりました。これからは、ニューフェイスたちの素晴らしいパフォーマンスを存分に堪能しましょう。いやー、ハーランドは別世界ですね…!
同じ日に、2つのビッグディールがクラブ間合意に到達。マンチェスター・ユナイテッドはアントニー獲得に8600万ポンド(約139億円)を費やし、チェルシーが引き入れたフォファナは7500万ポンド(約121億円)の高額案件でした。
翌日は、トランスファーデッドラインデーとプレミアリーグ5節のレスターVSマンチェスター・ユナイテッドが重なりました。ピッチにいるロナウドとティーレマンスは、メディカルチェックなどできるはずがなく、残留すると宣言しているかのようでした。
史上最高額の移籍金が乱れ飛んだビッグサマー。「BBC」によると、プレミアリーグのクラブは、「ラ・リーガ+セリエA+ブンデスリーガ」よりも多額の投資を敢行しています。19億ポンド超の支出は、2位セリエAの6億4600万ポンドの3倍。全20クラブの純支出10億ポンド以上、総勢169人、チェルシーが費やした2億7800万ポンド(約449億円)、ノッティンガム・フォレストの21人ゲットもすべてレコードです。
「スカイスポーツ」が配信したクラブの投資額ランキングを見てみると、1位はチェルシー、2位は2億2700万ポンド(約366億円)でクラブレコードのマンチェスター・ユナイテッド。3位は何とウェストハムで、ルーカス・パケタ、スカマッカ、ナイフ・アゲール、コルネ、エメルソン・パルミエリらに1億7900万ポンド(約289億円)を費やしています。
4位は9人を手に入れたトッテナム、5位は残留必須のノッティンガム・フォレスト、6位は売買ともに適正価格重視のマンチェスター・シティ。アブダビから資本が入った頃は、移籍金の相場を引き上げていたクラブは、ジェズスとスターリングの売却も、ハーランドとカルヴァン・フィリップスの獲得も5000万ポンド前後に収めています。
5000万ポンドの黒字は、ブライトン、レスターに次ぐ3位。プレミアリーグ3連覇を達成したら、「賢明な夏」と評価されるのではないでしょうか。7位のニューカッスルと8位アーセナルは、いずれも1億2000万ポンド台で、9位ウルヴスまでが1億ポンドを超えています。
一方、最下位レスターは1500万ポンド、ブービーのボーンマスは2600万ポンド。スコット・パーカー解任の報を聞いたクロップは、「マン・シティ、アーセナル、リヴァプールに敗れただけで…」と嘆いておりましたが、解任のトリガーは戦績ではなく、補強に不満を漏らしたことでしょう。「チームは弱くなった」といい切ったブレンダン・ロジャースも、同じ結末が待っているのではないかと心配になります。
続いて高額選手ランキングを見ると、5000万ポンド以上は11人。高い順に並べると、アントニー、ダルウィン・ヌニェス、フォファナ、カゼミーロ、イサク、ククレジャ、リシャルリソン、リサンドロ・マルティネス、ルーカス・パケタ、ハーランド、カルヴァン・フィリップスとなります。
4大サプライズは、「8600万ポンドとあまりにも高額だったアントニー」「トップリーグ出場57試合で7500万ポンドに吊り上がったフォファナ」「ハマーズが5130万も出すか!?と驚愕したルーカス・パケタ」「今となっては激安のハーランド」でいかがでしょうか。
プレミアリーグが狂乱の夏となった一方で、チャンピオンシップの総支出額は8600万ポンドに留まっています。すべてのクラブが緊縮財政を強いられた前年の2倍以上になったものの、2017年からの3シーズンの平均1億6940万ポンドには届かず。下部リーグの苦しい状況を象徴しているのが、降格となったばかりのバーンリーです。
キャプテンのベン・ミーとタルコフスキという強力なCBコンビがフリーエージェントで退団となり、守護神ニック・ポープは1000万ポンドでニューカッスルへ。ネイサン・コリンズはウルヴス、コルネはハマーズ、ドワイト・マクニールはエヴァートンと、主力をごぼう抜きにされてしまいました。獲得した15人の最高額は425万ポンド。ノッティンガム・フォレストがコケたら、恐怖の解体ショーと地味すぎる補強をダブルで目撃することになりそうです。
いつまで続くのか、どこまで膨らむのかと不安になるプレミアリーグのトランスファーマーケットですが、ひとまず今年のお祭りは終わりました。これからは、ニューフェイスたちの素晴らしいパフォーマンスを存分に堪能しましょう。いやー、ハーランドは別世界ですね…!
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ベン・ミーとタルコフスキという強力なCBコンビがフリーエージェントで退団
とありますが、フリーエージェントであってますか?
フリートランスファー?
間違ってたらすみません
どちらも使いますね。