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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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本人は移籍志願、レスターは売却希望!? アーセナルは冬にティーレマンスを獲得するのか?

「1月のウインドウにおけるアーセナルの最優先はミハイロ・ムドリク。合意はしていないが、やりとりはなされており、21歳のシャフタール・ドネツクのウィンガー排斥を熱望している。ある情報筋によると、1億ユーロというオフィシャルな評価額よりも低額でディールは可能である」

発言の主は、「アスレティック」で特派員を務めるデヴィッド・オーンスタインさん。ガブリエウ・ジェズスの負傷によって、方針転換を迫られているという噂があったアーセナルは、初志貫徹でウクライナのウインガー獲得をめざすと伝えられています。

ファブリツィオ・ロマーノさんもムドリクが本命と見ており、イタリアのジャーナリスト、ミルコ・ディ・ナターレさんは「既に5220万ポンドのオファーを提示」と先走っています。相変わらず「ジョアン・フェリックス争奪戦のトップランナー」という報道もありますが、シャフタール・ドネツクが法外な値段を主張しなければ、ムドリクの獲得交渉はスムーズに進みそうです。

初志貫徹といえば、レスターのユーリ・ティーレマンスも気になります。夏にポールポジションといわれていたアーセナルは、個人合意に到達と報じられながら見送り。フリーエージェントになる来年にリトライすると目されていました。しかし現地では、1月のマーケットで押さえる可能性ありという話が出てきています。

ティーレマンスは、レスターの契約延長オファーを何度か断っており、夏の退団は既定路線となっています。「フットボールロンドン」は、タダで手離すぐらいなら、1月に放出して移籍金を手に入れるのが得策と考えたレスターが、ノースロンドンからのオファーに備えているといっています。

アーセナルにしてみれば、夏に獲れる選手にお金を出す必要はありません。彼らが前倒しで動くとすれば、その理由は「プレミアリーグとヨーロッパリーグの両立のために中盤を強化したい」「他クラブからの横槍をプロテクトしたい」のいずれかでしょう。

ジュード・ベリンガム獲得をめざしているレアル・マドリードがリヴァプールに敗れたら、ティーレマンスに向かうという噂があり、さらわれたくないガナーズが動くという見方があります。「ミラー」のジェームズ・ナーシー記者は、獲得時の半額となる2000万ポンドを回収できれば、レスターにとっては悪くない話と伝えています。

ティーレマンス自身は、「移籍については今はいえない」としながら、「レスターは厳しい状況なので、ここ(ベルギー)で新鮮な空気を吸えるのはうれしい。クラブがうまくいっていないのは明らか」と、ストレスが溜まっていると認めています。

プレミアリーグで首位に立つチームは、ワールドカップで早期敗退となった傷心のプレーメイカーを早期に獲りにいくのでしょうか。トーマスがいなくなるとパスワークのクオリティが落ちるチームにとって、彼の加入は大きなプラスですが…。(ユーリ・ティーレマンス 写真著作者/Антон Зайцев)


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