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プレミアリーグならトッテナム!? 海外メディアが「鎌田大地の争奪戦が激化」とレポート!

日本代表のコントロールタワーとして、多大な期待を抱いていたわれわれ日本人にとって、4試合でゴールもアシストもなしだった鎌田大地には消化不良感が残ります。「WhoScored」のレーティングは6.44で、日本代表のなかでも13位。チームのTOP3に入る数字はひとつもありません。

ところが、海外メディア目線では「スペインやドイツに勝ったチームのキーマン」となるようです。イタリアの「コリエーレ・デロ・スポルト」は、「移籍市場の表紙」「ワールドカップのショーケースのおかげで求婚者のリストは増え、イタリアや外国のクラブが歓迎」とベタぼめ。公式戦22試合12ゴール4アシスト、CLで6戦3発というスタッツは、今もピカピカに輝いています。

鎌田大地を獲得したがっているといわれるクラブを列挙してみましょう。ミラン、ローマ、セヴィージャ、ベンフィカ、ドルトムント。プレミアリーグでは、エヴァートンとトッテナムの名前が挙がっています。地元の「フランクフルター・ルントショウ」は「バルセロナが関心あり」。ローマのメディアは、「ジョゼ・モウリーニョがダイチ・カマダの大ファン」と煽っています。

鎌田人気の前提は、残り半年となったフランクフルトとの契約を更新していないことです。トップ下、インサイド、セントラルがこなせて、得点力があるMFをフリーでゲットできるチャンスを見逃せないと考えるディレクターたちがアプローチを始めているのでしょう。

一時は「ドルトムントが獲得合意」と報じられましたが、その後多くのメディアが「BVBはオファーしていない」と否定。それでも、大黒柱のジュード・ベリンガムがリヴァプールに行くのではないかと騒がれているなかで、鎌田はうまくはまると見做されており、現在も本命視されています。

香川真司がいたドルトムントは、日本人に対する好感度が高く、ドイツになじんだ鎌田にとっては有力な候補でしょう。懸念があるとすれば、フランクフルトより下の6位というポジションです。今季のCLで活躍しているプレーメイカーは、彼らがELに留まれば、難色を示すかもしれません。

さて、われらがプレミアリーグのクラブは、いかがでしょうか。中盤センターが課題となっているエヴァートンでは即レギュラーとなりそうですが、トッテナムにはホイビュルクとベンタンクールがいます。4-2-4や3-4-3が好きなコンテ監督は、鎌田をどこで起用するのか。バックアッパーとなる可能性が高いセンターという話なら、避けたほうがいいでしょう。

プレミアリーグで鎌田が機能しそうなクラブは、ナビ・ケイタとチェンバレンがパッとしないリヴァプールではないでしょうか。現在、名前が挙がっているクラブで最高のステップアップは、セリエAで2位にいるミランですが(バルサは置いといて)、ブンデスリーガ屈指のプレーメイカーはどこを選ぶのか。夏の獲得をめざして争奪戦が本格化する1月が楽しみです。


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