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ガクポ、テュラム、コロ・ムアニ…冬の補強必至のアーセナルにフィットするストライカーは?

ガブリエウ・ジェズスに続いて、リース・ネルソンも負傷リタイア。鼠径部の手術を受け、リハビリを進めていたスミス・ロウはリヨン戦とミラン戦をスキップし、トレーニングを中断しています。前線に不安を抱えるアーセナルは、ウェストハム、ブライトン、ニューカッスルという難敵3連戦をうまく切り抜けなければなりません。

年内のプレミアリーグで首位をキープしたとしても、冬の補強は必須でしょう。ワールドカップで有望な選手をチェックしたというアルテタ監督は、1月のマーケットで新戦力を獲りたいといっています。

「フットボールロンドン」は、「エドゥSDがコーディー・ガクポ獲得にグリーンライト」と報じていますが、マンチェスター・ユナイテッドの一騎打ちは、どう転ぶかわかりません。今季エールディヴィジ14戦9発12アシスト、公式戦24戦13発17アシストのストライカーを押さえられれば文句なしですが、移籍金が高騰するなら別なターゲットに目を向ける必要があります。

「フットボールロンドン」のトム・カントン記者は、カタールで頭角を現したフランス代表の2人が視野に入っていると伝えています。ひとりは、ボルシアMGのマルクス・テュラム。ソショーとギャンガンでプレイした後、2019年の夏にドイツに渡った25歳のストライカーは、今季ブンデスリーガで15試合10ゴール3アシストと絶好調です。

センターでも左サイドでも得点力を発揮できる選手で、スピードとフィジカルの強さはプレミアリーグでも通用するでしょう。縦の突破力に長けたストライカーは、ジェズスやマルティネッリとはタイプが異なり、前線の選択肢を広げてくれるはずです。

ドイツメディア「ビルト」は、ボルシアMGとの契約が夏に切れるため、1050万ポンド(約17億5000万円)もあれば獲れるといっています。カタールでは2アシスト。費用対効果がよさそうな選手ですが、地元メディアの記者は、もうひとりのフランス代表を推しています。

準決勝のモロッコ戦の78分にピッチに入り、ファーストタッチでゴールを決めたランダル・コロ・ムアニ。フランクフルトで鎌田大地とともにプレイする24歳は、今季の公式戦で23試合8ゴール11アシストという数字を残しています。得意なポジションはセンターか右ウイングですが、左サイドもOKのオールラウンダーです。

ユーティリティーの高いプレーヤーを好むアルテタ監督は、テュラムよりもコロ・ムアニのほうが活かしやすいのではないでしょうか。彼が加われば、サカを休ませることもできます。獲得における最大の懸念は、移籍金です。夏にナントからフリーで加わったばかりなので、請求書の金額はテュラムの数倍となってしまうかもしれません。

金額を気にしなくていいならガクポに猛プッシュ。懐事情とジェズス復帰後のプランを考慮すれば、テュラムがいいのではないかと思います。いずれにしても、先頭を走り続けるためには、早期にストライカーを獲得しなければなりません。エドゥSDのロケットスタートを期待しましょう。(ランダル・コロ・ムアニ 写真著作者/Supporterhéninois)


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