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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

エンソ・フェルナンデスに1億ポンド!? 夏と冬を同時進行しているチェルシーの補強トピックス!

GKケパ、3バックにフォファナ、クリバリ、バディアシル。WBはリース・ジェームズとククレジャ、中盤センターはエンソ・フェルナンデスとデクラン・ライス、前線はメイソン・マウント、カイ・ハヴェルツ、エンクンク。2023-24シーズンのチェルシーの予想スターティングイレブンを、3-4-2-1で組んでみました。

最大の目玉は、ライプツィヒからやってくるクリストファー・エンクンク。8月にメディカルチェックを終えたといわれるストライカーは、ワールドカップの開幕直前に左ヒザ外側副じん帯断裂という重傷を負い、チェルシー移籍が破談になる可能性ありと報じられました。

しかし12月に入ってから、来夏の入団を前提として交渉が進展。チェルシーはバイアウト条項の5300万ポンド以上を払うことになっており、ファブリツィオ・ロマーノさんや「フットボールロンドン」は、獲得決定といい切っています。

2021-22シーズンは、ブンデスリーガ34試合20ゴール13アシストで年間最優秀選手を受賞。チャンピオンズリーグでは、マンチェスター・シティ戦でハットトリックを達成し、6戦7発という出色の数字を残しています。

今季もリーグ戦15試合12発、チャンピオンズリーグ6戦3発と量産続行。セカンドストライカー、ウイング、9番をすべてこなせる器用なストライカーは、個人力で状況を打開できるのが強みです。プレミアリーグで結果を残せなかったティモ・ヴェルナーと、同じ苦しみを味わうことはないでしょう。

ライプツィヒといえば、チェルシーはクロアチア代表のCBヨシュコ・クヴァルディオルも獲りにいっているようですが、エーバルSDは夏に入団したばかりの若手を売る気なし。ドイツメディア「キッカー」によると、就任して間もないSDは、「グヴァルディオルというワードが入っていたら、迷惑メールフォルダに落ちるのでオファーはない」と笑っているそうです。

ランパード時代から狙っていたデクラン・ライスも、マンチェスターの2クラブを抑えてポールポジション。「CLでプレイしたい」と公言しているセントラルMFを引き入れるためには、プレミアリーグでTOP4フィニッシュを果たさなければなりません。

夏に向けて、いくつかの話が進んでいるのは間違いなさそうですが、プレミアリーグ8位からの巻き返しが必要なこの冬は、どこまで押さえるのでしょうか。獲得合意と報じられたモルデFWダヴィド・ダトロ・フォファナは20歳。噂になっているドルトムントのユスファ・ムココとヴァスコ・ダ・ガマのDFアンドレイ・サントスは18歳です。

何日か前に、「冬は完全なる若手シフト!?」と題した記事を書いたのですが、最近になって有力と報じられた2人も21歳です。モナコのCBブノワ・バジアシルと、リヴァプールが本命と目されていたベンフィカMFエンソ・フェルナンデス。リーグアン11試合2ゴールのCBについて、「スカイスポーツ」は「3500万ポンドで交渉中」と報じられています。

アルゼンチン代表のセントラルMFは、クラブが売らないと宣言しているため、チェルシーはバイアウト条項の1億500万ポンド(約169億円)を用意していると伝えられています。5ヵ月前、ベンフィカがリーベルプレートに支払った移籍金は1060万ポンド(約17億円)。夏まで待てば、安くなるのは間違いありませんが、トッド・ベイリーオーナーは強行突破を図るのでしょうか。

以上、チェルシーの補強に関するゴシップ交じりのニュースを紹介しました。リース・ジェームズが3~4週間といわれている今、セルティックの右SBヨシプ・ユラノビッチ獲得の話も動くかもしれません。マーケットのオープンまで3日。改革を進めているクラブの動向に注目したいと思います。


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