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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

目標はTOP4!攻撃を強化したいニューカッスルは、アンソニー・ゴードンを獲得できるのか?

プレミアリーグ20試合で10勝9分1敗。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、リヴァプール、チェルシーを押しのけて3位に食い込んでいるニューカッスルは、素晴らしいと思います。新たなエースとして期待されていたアレクサンダル・イサクと、リーグ屈指のドリブラーといわれるサン=マクシマンを負傷で欠いたら、降格候補になってもおかしくありません。

ところが実際は、イサクを欠いた9節以降の10試合を8勝2分。10月末に復帰したサン=マクシマンは、ベンチスタートが当たり前になっています。彼らの最大の武器は、堅守です。11失点は今季プレミアリーグ最少。直近は6戦連続クリーンシートという記録を続けています。

守護神ニック・ポープと、リールにいたスヴェン・ボトマンの獲得は大成功。トリッピアー、ボトマン、シェア、ダン・バーンの最終ラインは鉄板で、ウィロック、ロングスタッフ、ブルーノ・ギマランイスを並べた中盤は9試合連続で完全固定です。欧州のスケジュールがないとはいえ、前線が飛車角落ちになっても負けないフットボールには、拍手を送りたくなります。

ただし彼らが、TOP4フィニッシュとなるかどうかは別問題です。先発出場17試合以上が10人というソリッドなチームは、主力を欠くと脆さを見せるのではないでしょうか。今季の着地はもちろん、将来まで見据えた補強は必須でしょう。とりわけほしいのは、アタッカー。クリス・ウッドの後釜か、アルミロンやジョエリントンの不在をカバーしてくれる存在です。

そんなニューカッスルについて、「スカイスポーツ」「テレグラフ」が前線強化のターゲットを報じています。夏に獲得できなかったエヴァートンのアンソニー・ゴードン。2019-20シーズンに18歳でプレミアリーグデビューを果たしたヤングスターは、アーセナルやチェルシーから注目されているアマドゥ・オナナとともに、火曜日のトレーニングを休んだと伝えられています。

昨季プレミアリーグで35試合4ゴール2アシストというスタッツを残したウインガーは、2022-23シーズンは16戦2発でアシストはゼロ。ブレイクが期待されていたのですが、左右のサイドとセンターを使いまわされているうちに、自らの強みを見失った感があります。

夏に報じられた移籍金は、6000万ポンドという高額でした。しかし今は、キャッシュがほしいエヴァートンが譲歩する可能性があると見られており、「スカイスポーツ」は「4000万ポンド(約64億円)でもなびくかもしれない」とレポート。「テレグラフ」のマット・ロウ記者は、「ニューカッスルは自信をもっている。すぐに契約が成立する可能性がある」といっています。

過去2シーズンは10位、16位で、現在は19位。ポジションを下げ続けているエヴァートンと、12位、11位、3位と上昇気流に乗ったニューカッスルでは、後者のほうが輝かしい未来がありそうす。最近は、グディソン・パークで罵声を受けるようになったアンソニー・ゴードンは、新天地に活路を求めるのでしょうか。エディ・ハウのチームには、うまくはまりそうですが…!


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