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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アンソニー・ゴードン、テテ、グスト…移籍決定報道が続出するプレミアリーグのマーケット速報!

明日はいよいよ、トランスファーマーケットのデッドラインデー。マンチェスター勢とリヴァプールは、既にシャッターを下ろしているようで、メディアが追いかけているのはチェルシー、トッテナム、アーセナルです。

先週の水曜日、ビジャレアルのFWアルノー・ダンジュマをローンで引き入れたスパーズは、スポルティングCPのスペイン代表DFペドロ・ポロの獲得に迫っています。土曜日のポルトガルリーグカップ決勝で敗れた後、スタンドのファンに手を振っていた23歳のウイングバックは、一夜明けた昨日、ロンドンに到着したと報じられています。

2019年の夏にマンチェスター・シティに移籍したペドロ・ポロは、イングランドで1度もプレイすることがないままレアル・バジャドリーとスポルティングCPに貸し出され、昨年の夏にポルトガルのクラブに完全移籍。ようやく「自分のクラブ」ができた矢先に、プレミアリーグに舞い戻ることになりました。

「フットボールロンドン」によると、移籍金は3950万ポンド(約64億円)。SBとしては、なかなかのお値段です。ウインガー出身で、サイドを突破するのが得意な新戦力は、プレミアリーグにフィットするでしょうか。サポーターに不人気だったエメルソン・ロイヤルと、指揮官の信頼を得られていないドハーティーは、少なくともどちらかが夏にクラブを去ることになりそうです。

チェルシーが獲得を発表したのは、オリンピック・リヨンの右SBマロ・グスト。ブノワ・バディアシル、ダトロ・フォファナ、アンドレイ・サントス、ジョアン・フェリックス、ミハイロ・ムドリク、ノニ・マドゥエケと、この冬だけで6人を引き入れたブルーズは、リース・ジェームズの競争相手を押さえました。

フランスメディア「RMC Sport」によると、リヨンは1800万ポンドのオープニングオファーを拒否。プレミアリーグのクラブは、2600万ポンド(約42億4000万円)に増額したうえで、今季はリヨン残留という条件を提示しました。戦力を落としたくなかったジャン=ミシェル・オラス会長とローラン・ブラン監督は、夏なら問題なしとしてサインに至ったと伝えられています。

レスターが交渉を続けていたブラジル代表FWテテも、無事に決まりました。グレミオからシャフタール・ドネツクに渡ったウインガーは、ロシア・ウクライナ戦争の特別措置としてリヨンにレンタルされたため、シーズン終了までの短期移籍という契約になるそうです。

緊縮財政を強いられたレスターは、夏のマーケットではGKスミシーズとCBのヴァウト・ファエスしか獲得できず、降格ゾーンと1ポイント差の14位に沈んでいます。左利きのウインガーを探していたブレンダン・ロジャース監督は、3人合わせて5ゴールのヴァーディー、イヘアナチョ、パトソン・ダカの得点力を活かすことができるでしょうか。

ニューカッスルが合意に到達したと報じられていたエヴァートンのアンソニー・ゴードンも、ついに移籍決定!4500万ポンド(約72億4000万円)は、夏に入団したイサクの6300万ポンドに次ぐクラブ史上2位です。21歳のサイドアタッカーは、ジョエリントン、サン=マクシマン、アルミロンらとのポジション争いに勝たなくてはなりません。

リーズが買い取りオプション付きのローンを画策していたユヴェントスのアメリカ代表MFウェストン・マッケニーは、クラブ間合意に達したようです。レスターは、リーズのジャック・ハリソンに2000万ポンドのオファーを出したといわれており、パリのGKケイラー・ナバスはノッティンガム・フォレストと交渉中だそうです。

このほかにも、「ハマーズとヴィラがグエンドゥジ争奪戦」「ヴィラとクリスタル パレスは、ワトフォードのイスマイラ・サールを狙っている」といった話が聞こえてきています。トランスファーマーケットも、いよいよ大詰め。「カイセドのその後」も気になります。ロンドン勢と降格を回避したいクラブの追い込みを、最後までウォッチしてまいります。


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