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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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降格クラブの主力にオファー殺到…FKのレコード更新間近となったウォード=プラウズの移籍先は?

レスター、リーズ、サウサンプトン。プレミアリーグから降格となったクラブは、残ったクラブから主力を引き抜かれようとしています。レスターのティーレマンスは退団を発表。ハーヴィー・バーンズとジェームズ・マディソンは、ニューカッスルとトッテナムの獲得候補で、ソユンチュはアトレティコ・マドリードとの4年契約に合意と報じられています。

リーズで退団が噂されているのは、19歳のFWニョントと守護神イラン・メリエ。フェイエノールトから獲得したルイス・シニステラも、負傷に悩まされながらもプレミアリーグ19試合5ゴールという数字を残しており、ウイングを強化したいクラブに注目されています。

最下位セインツでは、19歳でアンカーに定着したラヴィアと、21歳のCBベッラ=コチャップがマーケットの人気銘柄となるでしょう。そしてもうひとり、4つのクラブが狙っていると報じられたMFがいます。28歳になったワンクラブマン、ジェームズ・ウォード=プラウズ。いわずと知れたプレースキックのスペシャリストです。

争奪戦に参加すると見られているのは、CLをにらんで層を厚くしたいニューカッスル、ジョアン・モウティーニョとルベン・ネヴェスの後釜がほしいウルヴス、デクラン・ライスを失う可能性が高いウェストハム、ECLの出場権を獲得したアストン・ヴィラです。

このなかで、降りてほしいクラブがひとつあります。キーラン・トリッピアーという素晴らしいプレースキッカーを擁するニューカッスル。FKの際に、どちらかが譲る姿を見なくてすむなら、そう願いたいところです。同じ理由で、アーノルドがいるリヴァプールも避けていただければと思います。ヘンダーソンの後継者として、ぴったりではあるのですが…。

プレミアリーグにおける直接FKの17ゴールは、歴代最多のデヴィッド・ベッカムと1本差。2022-23シーズンはランキング1位の3ゴールを叩き込んでおり、トップリーグのクラブに移籍すればレコードを更新するのではないでしょうか。「フットボールロンドン」が本命としているのは、本人が行きたがっているウェストハム。移籍金は4000万ポンド(約70億円)といわれています。

昨季プレミアリーグで38試合9ゴール4アシストという数字を残したセントラルMFは、最終節のレッズ戦を4-4ドローで終えた後、クラブとの決別の一戦だったのかと問われてこう答えています。

「20年ここにいて、素晴らしい旅をした。そのすべてを楽しんできた。しかしこの先は、何が起こるかわからない。8歳のときに門をくぐってから、このクラブのためにできることはすべてやってきた。だから頭を上げて帰りたい。プレミアリーグのポジションをキープできなかったのは、自分のせいでもある。痛手だけど、このクラブは将来的に復活すると信じている」

トップチームデビューは17歳。セインツがプレミアリーグ復帰を果たす前年です。キャプテンとして苦しい戦いを続けたウォード=プラウズは、11年ぶりにトップリーグから陥落したクラブに別れを告げるのでしょうか。未だ味わっていないタイトル獲得をめざすなら、28歳の今が決断の時なのではないかと思われます。


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