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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アンジェ・ポステコグルー就任決定!新生スパーズが獲得をめざす3人の即戦力!

Welcom,Ange!」。ポステコグルー監督のトッテナム降臨が決まりました。「BBC」のサイモン・ストーン記者は、直前のレポートで2年といっていたのですが、公式Twitterは4年契約と伝えています。ダニエル・レヴィ会長は、長期的な視座をもったチーム強化を期待しているようです。

「アンジェは、ポジティブなメンタリティと、スピード感あふれる攻撃的なプレースタイルをもたらしてくれる。選手育成の実績があり、アカデミーからのつながりの重要性、つまりクラブが大事にしていることをすべて理解している。次のシーズンの準備に向かう前に、アンジュが加わってくれることに興奮している」

セルティックでトレブルを達成した監督の就任をポジティブに捉える「ミラー」は、「トッテナムは大規模な改革をサポートすべく、資金を用意していると報じています。夏のターゲットとして挙げているのは3人。最初のひとりは、ニューカッスルと一騎打ちになりそうなレスターのジェームズ・マディソンです。

移籍金4000万ポンド(約70億円)なら、納得のお買い物。昨季プレミアリーグで30試合10ゴール9アシストのプレーメイカーを押さえられれば、ハリー・ケインは前に残ってプレイできるでしょう。リシャルリソン、ペリシッチ、クルゼフスキ、ソン・フンミンも、ゴールに向かうシーンを増やせるのではないでしょうか。

昨季プレミアリーグで8位に転落した最大の要因は、63失点を喫した守備です。ホイビュルクとベンタンクールへの依存度が高いチームは、イヴ・ビスマやパペ・マタル・サールが力を発揮できず、最終ラインも集中力を欠くシーンが目立ちました。2人めの候補は、ウルヴスのマックス・キルマン。フットサルのイングランド代表として25試合に出場した異色のCBです。

インドアのコートで鍛えたパスワークは、スパーズのアタックのスピードを高めてくれるでしょう。ハイプレス&ハイラインをベースとするポステコグルーの戦術に、フィットするのではないかと思われます。FFPを気にしなければならないウルヴスは、3500万ポンド(約60億円)を超えればゴーサインを出すといわれています。

3人めは、セービングのミスが増えたウーゴ・ロリスの後釜です。「ひとつの時代の終わりだ。何か他のことにチャレンジしたいという気持ちがある。これからできることを慎重に検討しなければならない」と語った守護神は、フランスに帰ると見られています。スパーズが注視しているのは、昨季プレミアリーグのセーブ率77.7%でランキングのTOPに立ったダヴィド・ラヤです。

被シュート数197本、セーブ数154本はいずれもリーグ最多。「スカイスポーツ」によると、ブレントフォードと新たな契約を結ばなかったスペイン代表GKは、4000万ポンドで獲れるそうです。セービングに加えて、パスワークも武器とする守護神は、デ・ヘアに疑念を抱くマンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦になるかもしれません。

「テレグラフ」は、新監督の就任によって最大7人が放出されるとレポートしています。ロリスとペリシッチに加え、ダヴィンソン・サンチェス、ベン・デイヴィス、ロ・チェルソ、レギロン、ハリー・ウィンクスといったところでしょうか。ラングレの買い取りも見送り濃厚で、最終ラインはロメロ、ダイアー、ペドロ・ポロ以外総入れ替えとなる可能性があります。

放出といえば、レアル・マドリードが獲得をめざしているといわれるハリー・ケインの去就も気になります。「代役として古橋享梧」という「ザ・サン」のネタは現実になるのでしょうか。期待と懸念が錯綜するスパーズの新体制。今後の成り行きに注目しましょう。


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