2023.06.16 移籍ニュース2023-24移籍ニュース
カイセド獲得間近のチェルシーは7000万ポンドを要求…アーセナルにカイ・ハヴェルツは必要なのか?
「スカイ・ドイツ」が、「モイセス・カイセドはチェルシー移籍を決断。既に最終的な交渉に入っている」と報じています。メイソン・マウントの移籍金を値切ろうとしているマンチェスター・ユナイテッドとしては、交渉相手が戦力を整理しなければならなくなるのはウェルカムです。
デクラン・ライスとカイセドのダブルを狙っているといわれていたアーセナルにとっては、ミハイロ・ムドリクに続く逆転負けです。ウェストハムに対するオープニングオファーを蹴られた直後に、ライバルがカイセドと合意といわれても、なす術はないでしょう。その一方で、「カイ・ハヴェルツ獲得を熱望」と伝えられていますが…これは、どう理解すればいいのでしょうか。
「ガーディアン」によると、2025年まで契約が残っているカイ・ハヴェルツは退団を希望しており、3000万ポンドでビジャレアルのFWニコラス・ジャクソンを獲ろうとしているクラブは引き留めない方針だそうです。3年前、レヴァークーゼンに支払った移籍金は6250万ポンド。ブルーズとしては、7000万ポンド(約126億円)で売れれば文句なしです。
プレミアリーグ3シーズンで、91試合19ゴール7アシスト。「一貫性はなかった」と評するジェイコブ・スタインバーグ記者は、「2021年のCLと昨季のクラブワールドカップのファイナルで決勝ゴールを決めたが、9番として長期間のプレイを強いられ、苦しんでいたという印象もある」と振り返っています。
スタッツは今ひとつで、本人は出ていきたいといっており、クラブはキャッシュが必要。こういうケースは、移籍金が下がるのが普通で、強気になれる要素は「23歳」だけです。アーセナルは、安くなると確信しているのでしょうか。プレミアリーグ2位のスカッドを見ると、彼が入る余地があるとは思えません。
前線には、マルティネッリ、サカ、ジェズス、トロサール、ネルソン、エンケティアがいます。9番が必要ならバログンの説得が先。10番はウーデゴーア、ファビオ・ヴィエイラ、スミス・ロウで充分でしょう。3000万ポンドならまだしも、7000万ポンドからの攻防にパワーをかける理由は見当たりません。
デクラン・ライスの後に獲るべきは、ベン・ホワイトのバックアッパー、ティアニーが移籍した際の後継者、ホールディングに代わるパスワークに長けたCB、攻守のバランスを取れるインサイドMFではないでしょうか。売却の噂があるチェルシーの選手を狙うなら、カイ・ハヴェルツよりコナー・ギャラガ―でしょう。
「フットボールロンドン」に寄稿したライター、トム・カントンさんのアナライズも「ゴール、アシスト、テイクオン、守備などの指標において、偽9番としてプレイしたフィルミーノとディバラ、ガナーズの最前線のジェズスより下」といっています。アーセナルは、「お買い得になるなら考える」ぐらいの本気度なのではないでしょうか。まずはデクラン・ライスですね。
デクラン・ライスとカイセドのダブルを狙っているといわれていたアーセナルにとっては、ミハイロ・ムドリクに続く逆転負けです。ウェストハムに対するオープニングオファーを蹴られた直後に、ライバルがカイセドと合意といわれても、なす術はないでしょう。その一方で、「カイ・ハヴェルツ獲得を熱望」と伝えられていますが…これは、どう理解すればいいのでしょうか。
「ガーディアン」によると、2025年まで契約が残っているカイ・ハヴェルツは退団を希望しており、3000万ポンドでビジャレアルのFWニコラス・ジャクソンを獲ろうとしているクラブは引き留めない方針だそうです。3年前、レヴァークーゼンに支払った移籍金は6250万ポンド。ブルーズとしては、7000万ポンド(約126億円)で売れれば文句なしです。
プレミアリーグ3シーズンで、91試合19ゴール7アシスト。「一貫性はなかった」と評するジェイコブ・スタインバーグ記者は、「2021年のCLと昨季のクラブワールドカップのファイナルで決勝ゴールを決めたが、9番として長期間のプレイを強いられ、苦しんでいたという印象もある」と振り返っています。
スタッツは今ひとつで、本人は出ていきたいといっており、クラブはキャッシュが必要。こういうケースは、移籍金が下がるのが普通で、強気になれる要素は「23歳」だけです。アーセナルは、安くなると確信しているのでしょうか。プレミアリーグ2位のスカッドを見ると、彼が入る余地があるとは思えません。
前線には、マルティネッリ、サカ、ジェズス、トロサール、ネルソン、エンケティアがいます。9番が必要ならバログンの説得が先。10番はウーデゴーア、ファビオ・ヴィエイラ、スミス・ロウで充分でしょう。3000万ポンドならまだしも、7000万ポンドからの攻防にパワーをかける理由は見当たりません。
デクラン・ライスの後に獲るべきは、ベン・ホワイトのバックアッパー、ティアニーが移籍した際の後継者、ホールディングに代わるパスワークに長けたCB、攻守のバランスを取れるインサイドMFではないでしょうか。売却の噂があるチェルシーの選手を狙うなら、カイ・ハヴェルツよりコナー・ギャラガ―でしょう。
「フットボールロンドン」に寄稿したライター、トム・カントンさんのアナライズも「ゴール、アシスト、テイクオン、守備などの指標において、偽9番としてプレイしたフィルミーノとディバラ、ガナーズの最前線のジェズスより下」といっています。アーセナルは、「お買い得になるなら考える」ぐらいの本気度なのではないでしょうか。まずはデクラン・ライスですね。
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