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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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デクラン・ライス、コヴァチッチ、CB、SB…ペップとチキが獲得をめざす4人のワールドクラス!

アーセナルが獲得に迫っているデクラン・ライスに対して、横槍を入れたマンチェスター・シティ。エドゥSDがウェストハムの要求を満たすオファーを出せば、本人が希望するガナーズが勝つといわれていますが、トレブル達成の王者は事前交渉を進めており、予断を許さない展開になっています。

ペップ・グアルディオラとチキ・ベギリスタインが獲得を目論んでいるのは、ハマーズのキャプテンだけではありません。チェルシーのマテオ・コヴァチッチは、移籍金2500万ポンドとアドオン500万ポンドで合意済み。カイ・ハヴェルツ、クリステンセンと3人で「同窓会」を楽しんだ29歳のMFは、7月に入る前に正式発表が行われる見通しです。

ファブリツィオ・ロマーノさんが「個人条件は合意に至った」と伝えているのは、RBライプツィヒのCBヨシュコ・グヴァルディオル。ブンデスリーガを3位で終えたクラブは、「8600万ポンド以下では売らない」としており、移籍金を巡る交渉は難易度が高そうです。

フィジカルの強さを活かしたハードマークと、絶妙なタイミングで刈り取るスライディングは、おそらくプレミアリーグでもトップクラス。ロングフィードとクロスの精度も高く、左サイドや偽SBでも活躍できるでしょう。21歳のクロアチア代表が左のCBに定着したら、11ヵ月後に30歳になるラポルテはマンチェスターに別れを告げることになるかもしれません。

3人めのターゲットは、カイル・ウォーカーの後継者です。33歳になってもスピードが落ちないSBは、今でもイングランド代表に選ばれており、来季も頼りにしたい存在ではあります。しかし先日、右サイドが手薄になりそうなバイエルンから声がかかり、交渉は順調に進んでいると伝えられています。

残留を希望していたベテランが、新たなステージを選んだ際は、3年前からペップが狙っていた若手にアプローチするようです。スペインメディア「マルカ」が報じている後釜は、パリ・サンジェルマンのアクラフ・ハキミ。昨季のリーグ・アンで28試合5ゴール4アシストという数字を残した24歳のモロッコ代表は、左右のサイドをこなすユーティリティが最大の魅力です。

さまざまな事情が重なり、パリは居心地が悪いと感じているハキミは、ビッグイヤーを獲得したクラブからのオファーを歓迎すると見られています。移籍金が6000万ポンドまで高騰したのは、残り3年の契約に加えて、ベスト4に進出したワールドカップカタール大会のパフォーマンスが評価されたからでしょう。

今のところ、退団はバルサに移籍するギュンドアンのみ。以前から移籍の噂があったベルナルド・シウヴァには好条件を提示し、引き留めを図っているようです。グヴァルディオル、コヴァチッチ、ハキムを足すと1億8000万ポンド。ベルナルド・シウヴァを残し、カイル・ウォーカーとカルヴァン・フィリップスを売って、デクラン・ライスを獲れればパーフェクトです。(ヨシュコ・グヴァルディオル 写真著作者/Steffen Prößdorf)


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