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アンドレ・オナナ獲得間近のマンチェスター・ユナイテッド、第2GKは鈴木彩艶?デ・ヘアは…?

「マンチェスター・ユナイテッドがアンドレ・オナナ獲得に大きく前進!交渉はポジティブで、最終的なオファーが間もなく届き、契約は完了。来週中には成立すると聞いている。個人的な条件は合意。マン・ユナイテッドは、オナナがアメリカのプレシーズンツアーに参加することを希望している」

発言の主は、ファブリツィオ・ロマーノ。デ・ヘアとの契約を延長しなかったマンチェスター・ユナイテッドが、インテルGKアンドレ・オナナ獲得に近づいています。3850万ポンドを拒否された後、次の一手は4000万ポンド(約82億円)とアドオン500万になる予定。ルカクのための資金がほしいインテルは、主張していた5100万ポンドから歩み寄ると見られています。

ロマーノさんがツイートした「来週中」は、「スカイスポーツ」の「すべての関係者が7月13日までに解決することを望んでいる」という記述と符合します。両者ともに、元カメルーン代表GKの移籍を成立させようとしているのは間違いありません。しかし、インテルが金額を引き上げようとすると、話は暗礁に乗り上げます。

前年度の会計で、1億1550万ポンドの損失を計上したマンチェスター・ユナイテッドは、トランスファーマーケットにおける出費を厳格にマネジメントしています。オナナへの投資は、4000万が限度額。万一の破談に備えて、フェイエノールトのジャスティン・ビジロウ、ブレントフォードのダヴィド・ラヤ、ポルトのディオゴ・コスタのチェックは継続しているようです。

オナナが決まれば、デ・ヘアは退団となるでしょう。マンチェスター・ユナイテッドは、浦和レッズのU-22日本代表GK鈴木彩艶を第2GKに据えようとしています。移籍金は500万ポンド(約9億1000万ポンド)。Jリーグから海外に渡った日本人の過去最高は、2021年に神戸からセルティックに移籍した古橋亨梧の450万ポンドです。

既に正式オファーは提示されており、すんなり決まる可能性大。プレミアリーグで12年を過ごした稀代のショットストッパーは、サラリー減額で国内カップのレギュラーという待遇を受け入れないでしょう。ビルドアップでもセービングでもミスが増えた32歳のベテランは、クラシックなGKというイメージのままで、オールド・トラフォードに別れを告げることになりそうです。

メイソン・マウントの初期費用は5500万ポンド、オナナは4000万ポンド。夏の投資は1億2000万ポンドまでと伝えられているクラブは、アタランタのホイルンドを引き入れるために、マグワイア、ジェイドン・サンチョ、フレッジ、マクトミネイ、マルシアル、アレックス・テレス、エランガ、バイリーを売ろうとしています。

可能性が高いのは、フラムとローマが注視しているフレッジと、ハマーズが関心ありといわれているマクトミネイでしょうか。ストライカーを押さえたうえで、CBまで強化できればいいのですが…。リヴァプールとチェルシーの新戦力獲得の報を聞くたびに、プレミアリーグのTOP4フィニッシュが遠のくように感じる今日この頃です。


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