イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ムサ・ディアビの交渉は順調…即戦力を続々と加えるアストン・ヴィラの攻撃力増強プランに注目!

「ムサ・ディアビに対するアストン・ヴィラのオフィシャルなオファーは3000万ポンド+アドオン。バイエル・レヴァークーゼンは拒否したが、交渉は継続中で、契約成立に向かっている。ディアビは移籍を望んでおり、ヴィラにはすでにイエスといっている。レヴァークーゼンもそれを了承している」(ファブリツィオ・ロマーノ)

ユーリ・ティーレマンスとパウ・トーレス。ワールドクラスを続々と引き入れたアストン・ヴィラが、3人めの新戦力を引き入れようとしています。レヴァークーゼンのムサ・ディアビは、アーセナルも獲得候補としていた注目のプレーヤー。パリ・サンジェルマンからドイツに渡ったウインガーは、昨季ブンデスリーガで33試合9ゴール9アシストという数字を残しています。

ヴィラの地元メディア「バーミンガム・メール」のエイミー・ウィルソン記者によると、プレミアリーグのクラブが提示した総額3850万ポンド(約70億円)に対して、ドイツのクラブは5130万ポンド(約93億円)を要求しているそうです。これを呑むと、2021年にブエンディア獲得でノリッジに支払ったクラブレコード(総額4000万ポンド)を上回ります

前線ならどこでもプレイできるムサ・ディアビは、クロスの精度が高く、ラインの裏を取るスピードも魅力です。ウナイ・エメリの新チームは、中盤にドゥグラス・ルイスとティーレマンス、アウトサイドにブエンディアとジェイコブ・ラムジー、2トップにムサ・ディアビと昨季プレミアリーグで15ゴールのオリー・ワトキンスという布陣になるのでしょうか。

「デイリー・メール」は、「ムサ・ディアビを獲得できたら、レオン・ベイリーを売却する用意がある」と伝えています。ノッティンガム・フォレストのブレナン・ジョンソン、レスター退団濃厚といわれるハーヴィー・バーンズ、アトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックスも候補といわれており、ヴィラが補強する前線のタレントはひとりではないかもしれません。

プレミアリーグのトランスファーマーケットで、即戦力を4人以上獲得しているのは、フェルブルッヘン、マフムド・ダフード、ジョアン・ペドロ、ジェームズ・ミルナーを引き入れたブライトンのみ。欧州でも上位をめざすデ・ゼルビとエメリは、順調に強化を進めています。

昨季プレミアリーグでニューカッスルがTOP4に食い込みましたが、ブライトン、アストン・ヴィラなど元気な中堅クラブは、ビッグ6を蹴落とせるでしょうか。カイセドとマック・アリスターがいなくなるチームより、戦力純増のヴィラのほうがより期待が持てます。策士エメリ率いる不気味なチームの攻撃力増強プランに注目です。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す