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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【激動のロンドン速報③】ウォード=プラウズ、ラヤ、ラヴィア…開幕直前、新たなオファー報道続出!

プレミアリーグ2023-24シーズンは開幕前夜。トランスファーマーケットの動向を伝えるニュースブログやゴシップのコーナーは、ロンドンのクラブの話題で盛り上がっています。ハリー・マグワイア獲得でマンチェスター・ユナイテッドと合意と伝えられたウェストハムは、エドソン・アルバレスに続いて中盤のタレントの奪取にも成功しそうです。

「スカイスポーツ」が完全合意と報じたのは、サウサンプトンのジェームズ・ウォード=プラウズ。2000万ポンドを断られた後、ハマーズが撤退したという報道があったのですが、交渉は続いていたようです。最終着地は3000万ポンド(約55億円)。本日のメディカルチェックが首尾よく終わり、金曜日の正午までに契約を締結すれば、28歳のMFは開幕戦に間に合います。

デヴィッド・ベッカムが持つFKからの18ゴールというプレミアリーグレコードにあと1本に迫ったスペシャリストは、2センターの一角か、あるいは4-3-3のインサイドか。デクラン・ライスの売却益でマグワイア、エドソン・アルバレス、ウォード=プラウズを押さえられれば、ハマーズにとって悪い話ではないでしょう。

マット・ターナーのノッティンガム・フォレスト移籍を発表したアーセナルは、ブレントフォードの守護神ダヴィド・ラヤを買い取りオプション付きのローンで獲得するようです。こちらのソースも「スカイスポーツ」。トランスファーショーに出演したダルメシュ・シェス記者は、両者の思惑についてこう解説しています。

「ラヤとブレントフォードの契約は最後の1年と伝えられていたのですが、実は1年延長されていました。アーセナルは今季、300万ポンドで彼をレンタルし、シーズン終了後に2700万ポンドで買い取るオプションを得ています」

「来年の夏にアーセナルがオプションを行使しなかったとしても、ブレントフォードはラヤとの契約を1年延長しているため、いわば守られています。彼らは来年でも移籍金を手にすることができるでしょう。われわれは、ラヤが今週中にメディカルチェックを受け、48時間以内にすべての契約が結ばれると予想しています」

マット・ターナーの移籍金のイニシャルは700万ポンド、ラヤのローン移籍は300万ポンド。ガナーズは400万ポンドの利益を得ながら、ゴールマウスのレベルアップを図ることができそうです。新たなGKを迎えた後、ニコラ・ペペやバログンの売却を決められれば、激動の夏のマーケットは今度こそ終了となるはずです。

ルカクとヴラホヴィッチのスワップを進めていないチェルシーは、脆弱になった中盤の強化を優先しているように見えます。8000万ポンドを断られたブライトンのモイセス・カイセドは、次のオファーを準備中。2000万ポンドのバイアウト条項が付いているリーズのタイラー・アダムスは、さほど優先順位が高くなさそうです。

現在の最重要ターゲットは、サウサンプトンのロメオ・ラヴィアでしょう。先ほど、「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が「4800万ポンドでオファー」というニュースを配信しています。リヴァプールが拒否された3回めのオファーは4600万ポンドで、セインツの希望額は5000万ポンド。ブルーズはこれをきっかけに、一気に決めにいくのではないでしょうか。

連日連夜、激動のロンドン。フラムはカラム・ハドソン=オドイの獲得に近づいているといわれており、クリスタル・パレスはルイス・ホールのローン移籍を48時間以内に完了させようとしているようです。週末は、それぞれのクラブの公式サイトが盛り上がるのではないでしょうか。即戦力を引き入れた新たなチーム同士の戦いが、いよいよ始まります。


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