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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マテウス・ヌネス獲得合意、コール・パルマー退団…マンチェスター・シティの移籍最新トピックス!

フォラリン・バログンはモナコ入団決定。「スカイスポーツ」は、移籍金総額3860万ポンド(約72億円)と伝えています。トランスファーマーケットのデッドラインまで、あと2日。プレミアリーグのビッグ6で、シャッターを下ろしたクラブはありません。

直近の話題の中心は、CL連覇と国内4連覇をめざすマンチェスター・シティです。「BBC」のサイモン・ストーン記者が、「マテウス・ヌネスを獲得する4730万ポンド(約88億円)の契約は、ウルヴズと口頭で合意に達した」と報じています。ウェスト・ミッドランズのクラブが主張する6000万ポンドを欧州王者が拒否した後、若手の譲渡によって折り合いがついたようです。

ウルヴスにローン移籍といわれているのは、U-21イングランド代表MFトミー・ドイル。こちらの契約には、430万ポンドの買い取りオプションと、他クラブに売った際にマン・シティに高額のマージンが入るセルオン条項が付いています。「BBC」の記者は、「2つの契約は別件」と前置きしながら、「どちらも、すべての当事者にとって都合がいい契約」と評しています。

マフレズを失い、デブライネが長期離脱となったマン・シティは、24歳になったばかりのポルトガル代表の突破力はチームを活性化すると判断したのでしょう。昨季プレミアリーグは34試合1ゴール1アシスト。得点力が低いのは気になりますが、ペップの戦術をインストールすることによって化ける可能性があります。

ルベン・ネヴェスとジョアン・モウティーニョを手離したウルヴスにとっては、次世代のマン・シティのキャプテン候補といわれた中盤のコントロールタワーは、最もほしかったタイプといっても過言ではないでしょう。プレミアリーグ経験はわずか1試合で、機能するまでに時間がかかりそうですが、買い取りオプション付きのローンなら低リスクです。

ジェレミー・ドクに続いて、首尾よくアタッカーを獲れそうなマン・シティは、出番が激減しそうなアカデミー出身の若手を手離すようです。ファブリツィオ・ロマーノさんが「here we go!」と煽っているのは、コール・パルマー。21歳の有望株とはいえ、3シーズンでプレミアリーグ19試合ノーゴールの選手に4000万ポンド(約74億円)とアドオン500万ポンドとはびっくりです。

昨年の夏、アーセナルに移籍したガブリエウ・ジェズスの移籍金は4500万ポンド。チェルシーに入団したラヒム・スターリングは5000万ポンドです。大半のクラブが、この額を見たら断れないでしょう。トランスファーマーケットの事情に詳しいジャーナリストは、「間もなくメディカルチェックが行われる」といっています。

ギュンドアン、マフレズ、ラポルテ、ジョアン・カンセロ、コール・パルマーが去り、コヴァチッチ、グヴァルディオラ、ジェレミー・ドク、マテウス・ヌネスをゲット。実績あるベテランの離脱は痛かったものの、期待値が高い新戦力を押さえたといえるでしょう。プレミアリーグで唯一の3連勝を決めた王者は、ビッグ6のなかで最初にマーケットを去るクラブになりそうです。


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