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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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スパーズがトナーリの獲得を正式発表!夏の補強の総額は2億3700万ポンド!

マテウス・フェルナンデスを8500万ポンドで獲得したスパーズが、数日のうちに移籍金のクラブレコードを更新しました。ニューカッスルのサンドロ・トナーリは1億ポンド。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が「イニシャルは9250万ポンド、チャンピオンズリーグ出場権獲得数に応じて750万ポンド」とレポートしています。

トナーリがスパーズを選んだ決め手は、ロベルト・デ・ゼルビだったようです。「監督と2時間近く話した。クラブのこと、ファンのこと、スタジアムのこと、そしてわれわれのフットボールについて。まるで魔法のようだった。すぐにトッテナムと契約しなければならないと確信した」。何をどう話せば人間がこんな状態になるのか、大いに気になります。

これまでスパーズがマーケットで投じた最高額は、2024年8月のドミニク・ソランケの獲得でボーンマスに支払った6500万ポンド。昨シーズンのプレミアリーグで、降格寸前だったクラブとは思えない大盤振る舞いです。この夏の新戦力は6人め。アンディ・ロバートソン、マルティン・ドゥブラフカ、マルコス・セネシがフリーエージェントで、ファン・ヘッケは5200万ポンドでした。

木曜日に手続きを完了したマテウス・フェルナンデスと、月曜日に正式なアナウンスがあったトナーリを足すと、補強に費やした総額は2億3700万ポンド。ビッグサマーの真っただ中にいるクラブは、余剰戦力の整理もスピーディーに進めています。イヴ・ビスマは契約満了。バイエルンからローン移籍のジョアン・パリーニャは、完全移籍にスイッチせず戻ることになりました。

19歳のルカ・ヴィシュコヴィッチは、将来の最終ラインの軸となる逸材として期待されていたのですが、セネシとファン・ヘッケの加入で居場所を失ってしまいました。ブライトンが支払う移籍金は5000万ポンド。2023年に16歳でハイドゥク・スプリトから獲得した際は650万ポンドで、プレミアリーグ出場ゼロで7倍以上となる幸運な商売でした。

CBといえば、ラドゥ・ドラグシンのフィオレンティーナへの移籍も決まりそうです。こちらは買取義務付きのローンで、契約書に記載された試合数をクリアすれば、2140万ポンドが手に入ります。 22歳のアレホ・ベリスは、800万ポンドでバイーア。出場機会を求めて退団志願のルーカス・ベリヴァルは引き留める方針ですが、放出となれば4000万ポンドといわれています。

現在の売却総額は8000万ポンド。中盤と前線の整理が進めば、1億5000万ポンドを超えるでしょう。それでも、2億ポンドを超える強化は脅威です。来季の欧州の出場権を獲り逃したクラブが、新たなシーズンに向けて多大な投資ができるのは、オーナーのルイスファミリーとエニックが本気のサポートを行っているからです。

直近の18ヵ月で2億3500万ポンドのキャッシュが注入され、先月には1億ポンドの株式が発行されています。もともと選手のサラリーの総額が低く、チーム運営におけるリスクが低かったクラブは、スタジアム建設の減価償却費をカバーできれば問題はありません。次なるターゲットはストライカーか、ウインガーか。止まらないスパーズの動向に注目しましょう。


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