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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

スパーズが変わった!ロメロとジェド・スペンスを売却し、最前線はまさかのオシムヘン?

「クティ・ロメロは、アトレティコ・マドリードへの移籍に向けマドリードに旅立つ予定。セルオン条項付きの4000万ユーロ(3410万ポンド)のパッケージとなる。トッテナムは、将来の売却益の15%を保証されている。ハンジ・フリックのバルセロナは、この移籍を見送った」。ファブリツィオ・ロマーノさんが、スパーズの最終ラインから一気に2人が離脱したと伝えています。

「ジェッド・スペンスはインテルへ、here we go! イングランド代表の右サイドのWBについて、スパーズとの口頭の合意が成立した。移籍金は3150万ユーロ(2700万ポンド)、本人とも合意済み。彼はここ数日の間に、移籍を望んでいると明言していた」。退団濃厚といわれていたCBより、ワールドカップで素晴らしいプレイを見せたSBのほうが痛いのではないでしょうか。

度重なる経営ボード批判によって、ノースロンドンのクラブと28歳のキャプテンの関係は冷えており、移籍の是非ではなく行き先が注目されていました。インテルとの交渉は合意に至らず、バルサは数日前にストップ。アーセナルへの禁断の移籍は、ありえないのひとことです。移籍金が思いのほか安かったのは、負傷歴と規律面の問題が不利に働いたからと報じられています。

アンディ・ロバートソン、マルコス・セネシ、ファン・ヘッケを首尾よく押さえ、4バックのセンターと左サイドは充実したのですが、ジェド・スペンスがいなくなると右サイドが手薄になります。キンスキーとのレギュラー争いで敗れたグリエルモ・ヴィカーリオもユーヴェにローン移籍という話があり、前線の補強にシフトしていたクラブは守備力も増強しなければなりません。

アタッカーのターゲットは、マン・シティのサヴィーニョか、リヴァプールのガクポか、モナコのバログンか。この夏のスパーズの補強は、「ダニエル・レヴィがやらなかったこと」ばかりです。ガレス・ベイル、モドリッチ、ハリー・ケインなど、エースを売却してビッグマネーを手に入れてきたイメージが強いスパーズですが、主力の売却には消極的で補強はコスパ重視でした。

デル・アリ、エリクセン、エリック・ダイアー、ダニー・ローズ、トビー・アルデルヴァイレルト、ルーカス・モウラ。ポチェッティーノ時代の主軸をうまく売却して新陳代謝を促していれば、近年の低迷はなかったともいわれています。ロメロの売却は訳ありですが、ヴシュコヴィッチとジェド・スペンスのリリースは、レヴィ時代なら事件です。

お買い得案件しか動かなかった補強においても、トナーリとマテウス・フェルナンデスに1億8500万ポンドという大胆な投資を敢行しています。最近になって、「ガラタサライのヴィクター・オシムヘンを5500万ポンドで獲得」という噂が流れていますが、以前ならチェルシーやリヴァプールにさらわれて終わっていたでしょう。

今のスパーズなら、プレミアリーグ2026-27シーズンの開幕前にディールを成立させてしまうかもしれません。オシムヘンが加わったら、「優勝候補」のハンコを衝動的に押してしまいそうになります。アグレッシブなチームづくりを続ける経営ボードとロベルト・デ・ゼルビは、V字回復を成し遂げるのか。この先の2週間は、前線の新戦力に注目です。


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