イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

チルウェル、デクラン・ライス、コウチーニョ!? チェルシーの補強最新トピックス!

ブラジルに帰国したウィリアンと、出場機会を求めているオリヴィエ・ジルーはいよいよチームを去ることになりそうで、「スカイスポーツ」が「彼の未来はわからない」と報じたペドロ・ロドリゲスも同じ判断をするかもしれません。プレミアリーグ3位に躍進したレスターに、8000万ポンド(約106億円)を要求されると噂のベン・チルウェルを首尾よく獲れれば、29歳のマルコス・アロンソはおそらくアウト。ウェストハムのデクラン・ライスの名前が挙がっているのは、ジョルジーニョ放出のサインでしょうか。

徹底的に若返りを図っているようにみえるランパード監督のチェルシーには、「28歳で役員になれなかったら定年退職」といった就業規則があるのでしょうか。来季のチームは、「アスピリクエタとエンゴロ・カンテと子どもたち」となるかもしれません。最大の懸案は左SBで、チルウェルのほかにもアヤックスのニコラス・タグリアフィコ、バルセロナがヘタフェに貸し出している19歳のマルク・ククレラジャがリストアップされています。ポルトで公式戦40試合10ゴール9アシストのアレックス・テレスは、バルサとの争奪戦となりそうで、チェルシーは既にコンタクトを取っていると伝えられています。

中盤に目を移すと、デクラン・ライス以上に話題になっているのがプレミアリーグ復帰を希望しているといわれるフィリペ・コウチーニョです。バイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガ22試合7ゴールのアタッカー獲得のネックは、1億ポンドという高額の移籍金。2018年の冬にクリスティアン・プリシッチを獲得してから、新戦力に投資していないクラブが払えない額ではありませんが、チルウェルを獲るとなると二の足を踏みそうです。

メイソン・マウントとのコンビで、左サイドからのゴールを増やしてくれそうなブラジル代表MFは、セスク・ファブレガスと同じ選択をするのでしょうか。今季プレミアリーグで出場ゼロのロフタス=チークという「新戦力」がいるチームゆえ、移籍金が下がらなければあっさり手を引くのではないかと思われます。

前線の獲得候補といわれているのは、レアル・マドリードでラ・リーガ15試合2ゴールと不振のルカ・ヨヴィッチです。2018-19シーズンのブンデスリーガで32試合17ゴール、ヨーロッパリーグでも14試合10ゴールという出色の数字を残し、フランクフルトのベスト4進出に貢献した22歳のストライカーは、スペインの名門ではベンチが定位置となっています。レアル・マドリードに加わった際の7000万ユーロという移籍金が下落すれば、プレミアリーグで巻き返しというプランが成立する可能性が高まります。

ペドロ、ウィリアン、ジルーが抜けても、カラム・ハドソン=オドイの本格化、プリシッチのさらなるフィット、アルマンド・ブロヤの成長、ロフタス=チークの復活などで何とかしてしまいそうなランパード監督。このうえは、コウチーニョ不要の若返り策で、プレミアリーグを掻きまわし続けていただければと期待してしまいます。再開後のプレミアリーグでCL出場権をキープし、チルウェル、デクラン・ライス、ヨヴィッチのU-23トリオを獲得というシナリオが盛り上がるのですが…。オーバメヤンという噂まであるウェストロンドンの久々の大型補強に注目しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す