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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ハメス・ロドリゲス、即戦力CB…アーセナルの補強最新トピックス!

ダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ)、サミュエル・ウムティティ(バルセロナ)、マリック・ティアウ(シャルケ04)、エヴァン・エンディッカ(フランクフルト)。プレミアリーグ経験者では、デヤン・ロブレン、ジョン・ストーンズ、イッサ・ディオプ、クリス・スモーリング。マンチェスター・ユナイテッドがローマに貸し出したCBなら、2500万ポンドで獲得できるといわれていますが、ウムティティやウパメカノを押さえるとなるとスモーリングの倍額に近い出費が必要といわれています。アーセナルは、7人抱えているポジションに新戦力を迎えようとしているのでしょうか。最終ラインのセンターについては、「誰を獲るか」よりも「誰を残すか」に興味があります。

プレミアリーグの出場試合が多い順に並べると、ダヴィド・ルイス、パパスタソプーロス、チャンバース、ムスタフィ、ホールディング。マヴロパノスはプレミアリーグ出場ゼロで、冬に加わったばかりのパブロ・マリは1試合です。夏になれば、サンテティエンヌからウィリアム・サリバが合流することになっており、総勢7人が2つの椅子を争う格好となります。アルテタ監督は、現有戦力のクオリティに不満なのでしょうか。ブンデスリーガ出場1試合と、即戦力とはいえない18歳のティアウまでリストに入っていると聞くと、抜本的な改革をめざしているように感じられます。

売却候補は、パパスタソプーロス、マヴロパノス、ムスタフィでしょうか。ユーティリティがあるチャンバースと、長期離脱後にトップフォームを取り戻せていないホールディングは、見限るのは早い気もします。最大の注目ポイントは、ダヴィド・ルイスの処遇です。レギュラーから外れると、ロッカールームの雰囲気を微妙にする可能性があるベテランCBは、「アルテタ監督との考え方の違い」を理由にプレミアリーグから去ってしまうかもしれません。

最終ラインの強化以外では、オーバメヤン、ムヒタリアン、エジルといったアラサーの去就が気になります。絶対的エースは、CL出場権次第といわれており、今季プレミアリーグが決着するまでは不透明。バレンシアMFカルロス・ソレールや、ハメス・ロドリゲスの名前が挙がっている中盤は、エジルとミキを必要としない布陣になるのではないでしょうか。レアル・マドリード復帰後、ラ・リーガで8試合1ゴールという冴えない数字しか残せていないハメス・ロドリゲスは、契約満了まで残り1年となります。ソレールの3600万ポンド(約48億円)を下回る額で引き込めるなら、エジルの後釜という選択肢もあるかもしれません。

再開後のプレミアリーグでTOP4フィニッシュを逃せば、「売らないと獲れない」状況に陥りそうです。アーセナルは、指揮官が満足するスカッドを構築できるか。最終ラインの整備が進み、オーバメヤンとダニ・セバージョスを残すことができれば、次のシーズンは上位進出が期待できるのですが…。トランスファーマーケットにおける立ち回りを決めるのは、高給取りたちのジャッジと新たなCBのお値段でしょう。オーバメヤン、エジル、ダヴィド・ルイス、ムスタフィ…。(ハメス・ロドリゲス 写真著作者/Rufus46)


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