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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ストライカーの動向で変わる強化プラン…マンチェスター勢の補強最新トピックス!

サディオ・マネのスペイン行きの噂が消えないリヴァプールは、ティモ・ヴェルナー獲得に動くといわれており、ロメウ・ルカクが抜けた穴が埋まり切っていないマンチェスター・ユナイテッドは、イガロの去就と新たな点取り屋の獲得が話題になっています。今季のプレミアリーグがどんな形で着地するのかは未だ不透明ですが、次のシーズンが8月から開催されるとすれば、チャンピオンズリーグ出場権の行方次第で、ストライカーの居場所は大きく変わるでしょう。

マンチェスター・シティがスポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴によって、UEFAから通達されたCL出場禁止処分を覆せなければ、セルヒオ・アグエロはクラブを去ると噂されています。同様に、CLにこだわっているといわれているのは、ピエール・エメリク・オーバメヤン。昨季プレミアリーグ得点王もまた、アーセナルの順位と出場できる大会を見て、新たな契約にサインするかどうかを決めるようです。1月から離脱中のハリー・ケインは、スパーズがTOP4で終われても移籍を志願するかもしれません。プレミアリーグを代表する3人が動くとなれば、マンチェスター勢がいち早く反応するといわれています。

ハリー・ケインとオーバメヤンに触手を伸ばすと見られている2チームが、両者ともにCL出場権を逃した場合はオーバメヤンの選択肢から外れ、スパーズのキャプテンの争奪戦となりそうです。ラシュフォード、マルシアル、グリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデスにハリー・ケインが加われば、マンチェスター・ユナイテッドはジェイドン・サンチョ獲得を諦め、イガロとのローン契約も打ち切りとするかもしれません。

プレミアリーグ制覇を狙える攻撃陣を見たポール・ポグバは、残留を決断するのではないでしょうか。ブルーノ・フェルナンデスの入団以降、公式戦6勝3分と無敗を続けているチームに、久しぶりのプレミアリーグ制覇を期待してしまいます。中盤にジャック・グリーリッシュとジュード・ベリンガム、最終ラインはクリバリやウムティティの獲得を狙っているというゴシップが飛び交っており、ストライカーとともにプレーメイカーとCBまで押さえられれば、2020-21シーズンはリヴァプールの背中を見失わずに戦えるでしょう。

片やペップ・グアルディオラのチームは、アグエロ離脱となれば、ハリー・ケインかラウタロ・マルティネス。ダヴィド・シルヴァの後釜として、レアル・マドリードで出番を失ったハメス・ロドリゲスと、ピルロの再来といわれるブレシアMFサンドロ・トナーリを狙っているといわれています。マフレズが抜ければ、バレンシアのフェラン・トーレスに声をかけることになりそうです。ワールドクラスのCBを獲得したいところではありますが、主力の抜けた穴をカバーしているうちに夏を終えてしまうかもしれません。

プレミアリーグ屈指のストライカーたちを獲得するかどうかで、マンチェスター勢の補強プランは変わるのではないかと思われます。CLの出場権が来季の陣容に影響を与えそうな状況を見るにつけ、今後2ヵ月以内にコロナウイルスの蔓延が抑制され、2019-20シーズンを全うできるようになってほしいと願ってやみません。スペインで1日あたり8000人、ドイツ7000人、イタリア6000人、フランスとイギリスが3000人程度の新たな感染者が発生しており、好転の兆しは未だありませんが、希望を失わずに選手たちがピッチに登場する日を待ちたいと思います。


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