2026.04.15 チャンピオンズリーグ2025-26チャンピオンズリーグ
アンフィールドで攻め続けたリヴァプール、パリの速攻に屈してCL敗退!
GKアリソン、DFフリンポン、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ケルケズ。2センターにフラーフェンベルフとマック・アリスター、2列めはショボスライ、ヴィルツ、エキティケ、最前線はイサク。立ち上がりから攻める姿勢を見せているホームチームは、パリのサイドアタックとCKに冷静に対応しており、3分のクヴァラツヘリアのミドルはママルダシヴィリがセーブしています。
6分のショボスライのCKを頭で合わせたのは、ニアのイサク。サフォノフの正面に飛んでしまいましたが、フリーで打てたとポジティブに捉えていいでしょう。10分の縦のフィードを飛び出してクリアしたママルダシヴィリは、頭上を狙ったウスマン・デンベレのシュートもパンチで逃れました。攻めっ気が強いフリンポンは、背後に出るボールをケアしなければなりません。
フラーフェンベルフが中央をドリブルで切り裂いたのは21分。縦のスルーパスでサフォノフと1対1になったイサクは、動き出しが少し早かったようです。27分にピッチに倒れ込んだエキティケは、アキレス腱でしょうか。担架に固定されて運ばれたストライカーのポジションには、欧州の経験が豊富なモー・サラーが入っています。
31分の決定機の始まりは、右サイドでロングフィードを受けたサラーのクロス。コナテのヘッドが左に流れ、ケルケズがプッシュしたボールをサフォノフが左に弾くと、詰めたファン・ダイクのフィニッシュはマルキーニョスが必死のスライディングでブロックしました。36分に左からカットインしたクヴァラツヘリアの鋭いシュートは、コナテがブロックしてCKです。
43分、ボックス右に素晴らしいスルーパスを通したのはヴィティーニャ。ハキミがニアに折り返すと、ウスマン・デンベレに着いていたコナテがクリアしました。前半は0-0で、イーブンの展開といっていいでしょう。スロット監督はハーフタイムにイサクとフリンポンを諦め、ガクポとジョー・ゴメスを投入しています。
右サイドから中に出たサラーが、ゴールの右に浮かしたのは48分。腿でトラップしたガクポは打ち切れず、1分後のミドルはサフォノフが左に弾き出しました。ショボスライとの競り合いでピッチサイドに押し出され、膝を痛めたドゥエのリタイアは、今後の展開にどんな影響を及ぼすのか。55分のフラーフェンベルフの強烈なミドルは、アウトにかかって右に逸れていきました。
67分にエングモアと代わったジョー・ゴメスは、足を痛めたのでしょう。69分、左からのCKをニアで合わせたマック・アリスターのヘッドは、ポストの外。71分に左からまわり込んで打ったエングモアの一撃は、サフォノフのビッグセーブに阻まれました。勝負を決する3点めは72分。左にいたクヴァラツヘリアのパスをキープしたのは、ウスマン・デンベレでした。
マック・アリスターを切り返しでかわし、左足で放ったコントロールショットがママルダシヴィリの指先を抜けて左隅へ。左サイドのクヴァラツヘリアの絶妙なパスで、バルコラがボックス左に出たのは91分。逆サイドでフリーだったウスマン・デンベレが、グラウンダーをプッシュしてリードを2点に広げました。後半のポゼッションは68%、シュートは17対4、しかし…。
速かったあの頃のサラーなら。左右のサイドを攻め続けたリヴァプールは、重要なシーンでミスを繰り返し、ノーゴールでタイムアップとなりました。穏やかな拍手の後、チャントが鳴り響くアンフィールド。1年前のラウンド16は、トータル1-1からPK戦だったのですが、過渡期を迎えたチームと全盛期を謳歌する王者のコントラストは鮮明でした。
エキティケの最初のシーズンは終わりを告げ、サラーは残り6試合となりました。失意のイサクは、チームをCL出場権獲得に導くゴールを積み上げるしかありません。今はただ、残り20分まで希望をつないだチームを称えましょう。ファン・ダイクのワンタッチが決まっていれば、あそこでPKをもらえていれば、エングモアの一撃が抜けていれば…。
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スタメンがアリソンになっております。