2026.04.16 チャンピオンズリーグ2025-26チャンピオンズリーグ
オンターゲットがたった2本の塩試合は想定内?アーセナルが無敗でCLのセミファイナルに進出!
まずは、アルテタ監督の布陣を確認しておきましょう。GKラヤ、DFモスケラ、サリバ、ガブリエウ、インカピエ。MFズビメンディ、デクラン・ライス、エゼ、FWノニ・マドゥエケ、ギョケレス、マルティネッリ。ブカヨ・サカとユリエン・ティンバーはベンチに入っておらず、サイドアタックを強化したい展開になったら、ダウマンとトロサールが起用されるのでしょう。
開始2分にカウンターを仕掛けたのはエゼ。右からスプリントしてパスをもらったギョケレスは、リターンをカットされました。アーセナルのビルドアップに対して、スポルティングCPのプレスは2~3枚で、モスケラとインカピエは空いています。6分にゴールライン際を突破したエゼも、直後に左から仕掛けたマルティネッリも、打てるボールを出せませんでした。
12分に左からのミドルをブロックされたデクラン・ライスは、こぼれ球を拾われたときには、既に自陣に戻っています。サリバのフィードをカットしたヒュルマンドが、右のトリンコンにつないだのは18分。ボックスの入り口から放った左足のシュートは、ファーに逸れていきました。直後のラヤのキックで競り負けたノニ・マドゥエケは、すぐに奪って前線にパスを通しました。
ギョケレスの強烈な一撃は、惜しくもバーの上。22分のFKからエゼのシュートがブロックされると、最終ラインでカウンターを止めたのはマルティネッリでした。エゼの素晴らしいスルーパスで、ズビメンディがボックス左に出たのは29分。ニアに詰めたギョケレスのタッチは、ゴンサロ・イナシオが足に当ててCKです。
40分のラヤのミスキックを拾ったペドロ・ゴンサウヴェスは、焦って出したラストパスを回収されました。43分にボックス左でキープしたのはマキシミリアーノ・アラウーホ。モスケラを抜かずに右に浮かしたクロスに、走り込んだジェニー・カタモはフリーです。左足のボレーは決まりかと思ったのですが、アウトにかかったボールは左のポストを叩いて外に流れていきました。
追加タイムにエゼが左足で打ったミドルは、ルイ・シウヴァの頭上を越えてアウト。前半のポゼッションは59%対41%、シュートは7対3とアーセナルがリードしていますが、決定機の数はイーブンです。後半の立ち上がりは、スポルティングCPのポゼッション。47分にボックス左でモスケラをかわしたマキシミリアーノ・アラウーホは、右足のシュートをファーに外しています。
ノニ・マドゥエケが2人を抜いて、クロスを上げたのは55分。クリアをエゼが後ろに落とすと、マルティネッリのボレーはバーを越えていきました。アルテタ監督は、ここでギョケレスを下げてカイ・ハヴェルツを投入。57分に右サイドでドリブルを始めたノニ・マドウエケは、ボックス左にまわり込んで打ったシュートをニアに外し、頭を抱えています。
60分にペドロ・ゴンサウヴェスと激突したノニ・マドウエケは、右足を押さえてピッチの外へ。代わって入ったのは、ダウマンです。72分のラヤのフィードをカイ・ハヴェルツが頭で落とすと、エゼのボレーはミスキック。終盤の失点が増えているアーセナルにとって、ここからの20分は集中力を求められる時間です。
79分、エゼとマルティネッリに代わってジェズスとトロサール。83分のダウマンのCKをファーで合わせたトロサールのヘッドは、ニアポストにヒットしました。ポゼッションを取りながら時間を遣ったアーセナルは、94分のシモンエスのシュートにヒヤリとさせられたものの、クリーンシートでタイムアップを迎えました。
ポゼッションは50対50、シュートは15対8ですが、オンターゲットは1対1の塩試合。盛り上がるシーンはノニ・マドゥエケのドリブル、マルティネッリの守備、ラヤのパスミスぐらいで、マンチェスター・シティ戦の前にゴールを見たかったグーナーはモヤモヤしているのではないでしょうか。デクラン・ライスはパス成功率97%、ズビメンディはデュエル全勝と安定稼働でした。
ツッコミどころは多々あれど、10勝2分でセミファイナル進出は素晴らしいのひとことです。アトレティコ・マドリードには10月に4-0で勝っており、インターナショナルブレイクから眠り続けている前線が奮起すれば、勝てない相手ではありません。アーセナルは絶不調という声には、「あちらも直近の6試合は1勝5敗」と事実で切り返しましょう。堅守を武器に、ファイナルへ!
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