イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

リーグアン最優秀若手選手に輝いたウィリアム・サリバが「アーセナルに戻る」と明言!

「僕はアーセナルに所属しており、2年残っている」「アーセナルに戻るつもりだ。まだゼロ試合だけど、真の姿を見せたい。偉大なクラブとファンのためにプレイするチャンスを得たいんだ」(フランスメディア「テレフット」インタビューより)

レンタル先のマルセイユに残るか、ミラン移籍か、いよいよプレミアリーグデビューか。来季の居場所が注目されていたCBが、アーセナルに戻ると明言しました。21歳になったウィリアム・サリバ。ノースロンドンでプレイするはずだった2019年の夏から、サンテティエンヌ、ニース、マルセイユとレンタルが続き、3シーズンのリーグアン出場は68試合まで積み上がりました。

昨季のマルセイユでは、公式戦52試合に出場し、20のクリーンシートに貢献。パリに次ぐ2位フィニッシュとECL4強の原動力となり、リーグアンの最優秀若手選手に輝きました。CL出場権を獲得したクラブに残りたい気分もあったでしょう。南フランスを離れることについて聞かれると、「チームは僕だけに頼っているわけではないけどね。いずれにしても、こんな形で去るのは残念だ」と答え、最高の1年だったと振り返っています。

「シーズンをひとことで表すとしたら…サプライズ、あるいはマジカル。初めてのフルシーズンだった。真価を発揮することに集中した。評価はポジティブだったし、満足している」

「マルセイユを外から見ていると、『いいチームだけど、危なっかしい』と思われる。だから、常に自分に言い聞かせていた。このクラブでやっていくなら、ふざけてはいけない。混乱してはいけない。毎試合、最大限のプレイをしなければならない…」

「2年か3年、マルセイユにいたようなものだ。本当に特別だった。たとえ戻らなくても、一生忘れない。マルセイユのおかげで、キャリアの次のレベルに到達できた。彼らが僕を引き上げてくれた」

プレミアリーグにおける最初の勝負は、ベン・ホワイトとガブリエウとのポジション争いです。2021-22シーズンのパス成功率は93%で、ベン・ホワイトの85%を凌駕しており、対人プレーの強さもイングランド代表より上でしょう。ガブリエウのイエロー7枚&レッド1枚に対して、サリバは5枚、ホワイトは3枚。もらった試合は4勝1分と負けておらず、パフォーマンスの安定感に問題はありません

彼の帰還によって、アルテタ監督は3バックと4バックを併用しやすくなります。ビルドアップの精度が高いCBは、指揮官のオーダーをあっさりクリアし、レギュラーポジションを奪取してしまうかもしれません。フランス代表に選出されたヤングスターは、さらなる堅守をめざすガナーズの守備を変えてくれるでしょうか。来季プレミアリーグの幕開けが今から楽しみです。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す