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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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絶品フォーデン、デブライネは今季初アシスト!左サイドを攻略したマン・シティが5発圧勝!

プレミアリーグではノリッジとアーセナルに5-0、カラバオカップではウィコムに6-1、チャンピオンズリーグではライプツィヒに6-3。ひとたび相手が集中力を切らせば、容赦なくゴールを量産するマンチェスター・シティが、クラブ・ブルッヘに1-5で圧勝しました。

プレミアリーグのバーンリー戦で主力を休ませたペップは、この試合に現在のベストメンバーを揃えました。GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジョアン・カンセロ、MFロドリ、ベルナルド・シウヴァ、デブライネ、FWマフレズ、フォーデン、グリーリッシュ。このチームの魅力をひとつ挙げろといわれれば、フォーデン、グリーリッシュ、デブライネのトリプルプレーメイカーシステムを選びます。

序盤から押していたマン・シティは、左サイドからの仕掛けが強力です。6分にクリントン・マタをかわして縦に上がったグリーリッシュは、クロスを上げる瞬間に転倒するも笛は鳴らず。グリーリッシュの縦パスでフリーになった11分のベルナルド・シウヴァは、グラウンダーをエンソキにカットされました。

15分にドリブルで突破を図ったフォーデンは、左足のシュートがニアにアウト。20分には、フォーデンの素晴らしいスルーパスでジョアン・カンセロがボックス左に抜け出しますが、中央との意思の疎通を欠きました。27分、中央をドリブルで進んだフォーデンが左のベルナルド・シウヴァを使うと、折り返しを足元に収めたデブライネのシュートは、ミニョレの正面です。

29分、フォーデンのロングフィードを受けたグリーリッシュが巧みなタッチでクリントン・マタを抜き去ると、自陣からスプリントしたフォーデンが優しいグラウンダーを空振り。チャンスを創り、チャンスを逃した47番は、その1分後にジョアン・カンセロのゴールをお膳立てします。最前線からハーフラインまで戻ってボールを要求すると、ラインの裏を狙ったSBに完璧な浮き球をフィード。ミニョレと1対1になったカンセロが冷静に股間を抜きました。

ここまでのアタックは大半が左サイドでしたが、42分の追加点は中央突破です。ボックスの入り口でデブライネがドリブルをミス。残ったボールをマフレズがフォローした瞬間、エンソキのスライディングが足にかかってしまいました。レフティが自ら左隅に決め、0-2。決定的な3点めをゲットしたのは、後半が始まって間もない53分です。

マフレズからボールを預かったデブライネが、追い越していったカイル・ウォーカーをフリーにする縦へのスルーパス。ヘンドリーに当たられる前に左に蹴り込んだベテランSBは、今季の公式戦初ゴールです。ラポルテとベルナルド・シウヴァを引っ込め、ナタン・アケとギュンドアンを入れた57分の交代カードは、「勝ちましたよ」というメッセージに見えます。直後に左から抜け出し、ミニョレと1対1になったフォーデンは、強烈なフィニッシュを足でブロックされました。

64分にはデブライネとフォーデンがお役御免となり、スターリングとコール・パルマ―が前線へ。4点めは3分後、左からのクロスはスターリングで、きれいな左足シュートを決めたのは19歳のパルマ―です。楽勝モードのマン・シティは、81分にバス・ドストのクロスからファナ―ケンにボレーを叩き込まれますが、84分にフェルナンジーニョの浮き球がラインの裏のマフレズに通り、ミニョレとの1対1から5点めが入りました。

偽9番のフォーデンは、偽11番、偽10番、偽8番、偽6番をこなす獅子奮迅の活躍。グリーリッシュは柔らかいタッチのドリブルでクリントン・マタを翻弄し続け、デブライネは9試合めで今季初アシストを記録しました。シティ・オブ・マンチェスターでクラブ・ブルッヘにダブルを喰らわせれば、ノックアウトラウンド進出は当確。ホーム&アウェイの勝負となったとき、ストライカータイプがジェズスのみという陣容が懸念されますが、今のところはプレミアリーグもチャンピオンズリーグも視界良好です。


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