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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マルメに4-0快勝、しかし…ルカク&ヴェルナーが負傷リタイア!

マンチェスター・シティはクラブ・ブルッヘに1-5で圧勝。リヴァプールは、2年前のCLで逆転負けを喫したアトレティコ・マドリードを2-3で下しました。マンチェスター・ユナイテッドは、アトランタに2点を先行されながら、後半の猛攻で3-2の逆転勝利。チャンピオンズリーグのプレミアリーグ勢は、グループステージ突破が視界に入っています。

チェルシーも、マルメに4-0完勝。結果だけ見れば文句なしですが、前線のキーマン2人を失う激痛の一戦でした。ロメウ・ルカクが負傷したのは18分。左に流れながらヴェルナーのパスを収めたストライカーは、ニールセンをフェイントでかわしてボックス左を突破。ペーニャがタッチしたボールを追って中央に入った瞬間、戻ってきたニールセンのタックルで右足を捻ってしまいました

ピッチを叩いて痛みに耐えていたルカクは、右足を引きずるようにして歩き、ジョルジーニョがPKを決めた後にベンチにチェンジを要求しました。カイ・ハヴェルツとハイタッチをしてドレッシングルームに消えた9番は、すぐには戻ってこられないでしょう。

2つめのアクシデントは、41分でした。カンテが右からカットインし、ボックス右に入ったカイ・ハヴェルツが縦パスを受けてシュートを放った瞬間、中央に走り込んだヴェルナーが左の太腿の裏を押さえました。ゴールポストの前に座り込んだ11番は、ハムストリングを痛めてしまったようで、数週間の離脱を余儀なくされるものと思われます。

チェルシーの先制は、開始9分。CKの後、前線に残っていたクリステンセンが、チアゴ・シウヴァのクロスに反応して豪快なジャンピングボレーを叩き込みました。ルカクリタイアの代償となったPKは、ジョルジーニョが左に蹴り込んで2-0。3点めは後半開始直後の48分で、左から上がったハドソン=オドイの縦パスを受けたカイ・ハヴェルツが、GKダーリンの飛び出しをみて余裕のチップキックを右隅に収めています。

57分にリュディガーが倒されて得たPKをど真ん中に決めたジョルジーニョは、クラブ史上初となる「3度めの1試合2PK」だそうです。シュート数20対2、オンターゲット7対0、ポゼッション74%対26%のハーフコートマッチだっただけに、ゴールゲッターの度重なる負傷退場は残念のひとことです。

不運を絵に描いたような夜を過ごしたチェルシーですが、ラッキーな話もあります。これから2週間の日程を見ると、プレミアリーグはノリッジ、ニューカッスル、バーンリーの降格ゾーン3連戦。カラバオカップは15位のサウサンプトンで、CLはマルメとのアウェイゲームです。ここまで戦ったら、インターナショナルブレイクに突入。1ヵ月あれば、どちらかは戻ってきてくれるのではないでしょうか。まずは今週末、ノリッジ戦は必勝です。


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“マルメに4-0快勝、しかし…ルカク&ヴェルナーが負傷リタイア!” への1件のコメント

  1. n より:

    激痛ですね。オフェンス陣容がどうなるのか、不安でもあり楽しみでもあります。トゥヘルから疲労気味と心配されたルカクが図らずも離脱して、代わりはいませんが、違ったタイプのタレントは豊富です。おっしゃる通りスケジュールにも恵まれていますし、シーズンを考えれば必ずもマイナスだけではないのかなと思います。

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