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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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誤算だった冨安とサリバの負傷リタイア…ビッグセーブに阻まれたアーセナル、PK戦でEL敗退!

アウェイでの初戦を2-2で終えたプレミアリーグの首位チームは、勝てばベスト8です。ヨーロッパリーグラウンド16、アーセナルVSスポルティングCP。アルテタ監督はガブリエウ・ジェズスと冨安健洋を先発で起用しています。

GKラムズデール、DF冨安健洋、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ、MFジョルジーニョ、ジャカ、ファビオ・ヴィエイラ、FWネルソン、ジェズス、マルティネッリ。ボールが落ち着かない立ち上がりは、徐々にアウェイチームのペースに傾いています。7分に冨安健洋が座り込むと、アルテタ監督は選手たちを呼んで指示を出し、ベンチではベン・ホワイトが準備しています。

足を捻った日本代表が痛めたのは、膝でしょうか。最終ラインは、レギュラーの4人となりました。13分に右からカットインしたトリンコンのミドルは、ファーポストの外。16分、右のネルソンの速いクロスが逆サイドのジェズスに通りますが、体に当てたボールはGKアダンが外にプッシュしました。

アーセナルが先制したのは19分。ジョルジーニョの鋭いスルーパスでマルティネッリがラインの裏を取り、右足のシュートをGKにぶつけると、フォローしたジャカが左足で蹴り込みました。ここでベンチに下がったサリバは、足を痛めたのでしょうか。21分にピッチに入ったのはホールディングです。

28分のCKがボックスの外にいたファビオ・ヴィエイラに通ると、ゴールの左で速い縦パスを受けたマルティネッリが右足でフィニッシュ。ガナーズの選手が3人詰めていた危険なシーンでしたが、アダンはがっちりキャッチしました。30分には、ジャカのパスを足元に収めたジェズスが、2人かわして左からシュート。これも守護神がセーブし、追加点を許しません。

41分、自陣右サイドからドリブルで上がったジェリー・シン・ジュステに誰もいかず、ボックスの手前まで運ばれますが、左足のミドルはラムズデールの頭上を越えるミスキック。追加タイム4分のウガルテのミドルは、ディフレクションで左に切れていきました。前半は1-0。2枚のカードを切らされたアルテタ監督にとっては、難しい展開です。

ハーフタイムにジェズスが下がり、最前線にトロサール。49分のアウェイチームのショートカウンターは、エドワーズのパスを中央で受けたゴンサウヴェスがミドルレンジからのダイレクトショットを打ち上げました。50分に右から上がったエスガイアのきわどいクロスは、ラムズデールが両手でクリア。後半開始から10分を過ぎても、プレミアリーグの首位チームは防戦一方です。

前からプレスにいかなくなったのは、意図的に自重しているのか。何とかリードをキープしていたホームチームは、62分に驚愕のゴールで追いつかれてしまいました。ラムズデールが前に出ているのを見たペドロ・ゴンサウヴェスが、ハーフラインを越えたあたりから超ロングシュート。虚を突かれた守護神は、ボールとともにネットに転がり込みました。

65分のCKをフリーで叩いたパウリーニョのヘッドは、惜しくもバーの上。アルテタ監督は、このタイミングでジョルジーニョとネルソンを代え、サカとトーマスを送り出しました。72分、スポルティングCPがカウンターから決定機。エスガイアのラストパスで抜け出したエドワーズは、ラムズデールと1対1になるも、フィニッシュをGKの顔面にぶつけてしまいました。

78分、中央からのFKのキッカーはファビオ・ヴィエイラ。壁を越えたボールはコースがやや甘く、アダンが右に飛んでセーブしました。攻勢に転じたアーセナル。ボックス左へのパスが通れば、チャンスになりそうです。しかし最終盤は打てるシーンを創れず、タイムアップ。「中2日のプレミアリーグを控えた木曜日に、DFが2人ケガして延長戦」は、なかなかの罰ゲームです。

94分に敵陣でインターセプトしたベン・ホワイトは、ファビオ・ヴィエイラへの縦パスが合わず。97分にバックパスミスを拾ったトロサールは、アダンとの1対1でシュートを弾かれ、こぼれ球はポストを叩きました。ファビオ・ヴィエイラは100分にアウト。グーナーの拍手を背中に受けたウーデゴーアは、チームを勝利に導く仕事をしてくれるでしょうか。

CKに走り込んだホールディングのヘッドは枠にいかず、延長戦は後半に突入。ユヴェントス、セヴィージャ、マンチェスター・ユナイテッド、フェイエノールト、レヴァークーゼン、ユニオン・サン・ジロワーズ 、ASローマが既に勝ち抜けを決めています。キックオフからサカがサイドを上がり、ニアに走り込んだトーマスの一撃は左に逸れていきました。

117分、ウーデゴーアのFKがボックス左に上がると、ガブリエウのヘッドはアダンがビッグセーブ。118分にウガルデが2枚めのイエローをもらうも、残り2分ではアドバンテージとはいえないでしょう。攻め続けたガナーズは、決定的なシュートがラインを越えず、勝負はPK戦に持ち越されました

2人めまでは、両者ともにパーフェクト。3人めのイナシオとトロサールは、GKに触られながらもネットを揺らして3-3。最初に外したのは4人めのマルティネッリ…!直後にヌーノ・サントスが右隅に決め、アーセナルのヨーロッパリーグが終わりました。

冨安とサリバの負傷リタイアで、後半に主力を投入して勝ち切るというプランが崩れてしまったのでしょう。ジェズスとトロサールの順番が逆なら、ハーフタイムにカードを使わず、後半にウーデゴーアを投入したはずです。ゴールに向かわなかったファビオ・ヴィエイラと、ひたすら前に進もうとしたキャプテンの姿を思い出すと、悔しさが込み上げてきます。

誤算だった2枚、痛恨のロングシュート、ビッグセーブに阻まれたトロサール&ガブリエウ、セーブできるチャンスを逃したPK戦…。緩やかな坂をじわじわ滑り落ちたアーセナルは、最後のミスで敗戦に辿り着いてしまいました。

疲労と敗戦のショックを抱えたチームは、週末のプレミアリーグで勝ち切れるでしょうか。パトリック・ヴィエラ率いるクリスタル・パレスは、年が明けてからマン・ユナイテッド戦とリヴァプール戦をドローに持ち込み、マン・シティを78分までゼロに抑えています。シーズンの終盤に強いペップとのバトルとなれば、落としていい試合はありません


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