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ハーランドの2発でポルトに快勝!大型補強を敢行したマン・シティは、より強くなるといえるのか?

トラフォード、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、レインダース、ニコ・ゴンザレス、マルムシュ、サヴィーニョ、グリーリッシュ。ペップとともにトロフィーを積み上げてきた主力を一気に手離したマンチェスター・シティは、即戦力の獲得で4億6000万ポンドを投じています。マレスカ監督の新たなチームは、より強くなるといえるのでしょうか。

エンソ・フェルナンデス、エリオット・アンダーソン、アイユーブ・ブアディ、エンディアイエ、アラン。2人のベテランを失った最終ラインは不安ですが、中盤は納得の補強といえるでしょう。コミュニティシールドはアーセナルに完敗でしたが、プレミアリーグは開幕から3連勝。ポルトに遠征したチャンピオンズリーグは、ターンオーバーと交代策を称えたい一戦でした。

ポルトガルでのアウェイゲームの結果をひとことでいうなら、「ハーランドの2発で快勝」。前半の2度の決定機を活かせなかったストライカーは、47分にエンソ・フェルナンデスのクロスをヘッドで決めると、91分にはアイ・ヌーリのグラウンダーを右足で流し込みました。ポルトはオンターゲットゼロで、指揮官の想定になかったのはグヴァルディオルの早々の交代だけでしょう。

右SBのマテウス・ヌネスは、今季公式戦で初先発。コヴェントリー戦でスターターだったエリオット・アンダーソンとエンディアイエはベンチで、中盤センターはエンソ・フェルナンデスとアイユーブ・ブアディです。エンソが前に出て、後方のスペースをブアディが消すシーンが多く、左右のSBもどちらかが上がると逆が下がるポジショニングでバランスを取っています。

ルベン・ディアスとマーク・グエイのCBコンビと、2列めのセメンヨ、シェルキは、週末のプレミアリーグからの連戦でした。前半はノーゴールでしたが、ポルトにシュートを許さず。ハーランドが決めた直後の48分にグヴァルディオルをフサノフに代えたのは、イエローをもらっていたからか、あるいは前線に張っていたセメンヨとの距離感を課題と捉えたからでしょうか。

残り30分でセメンヨとシェルキを同時に下げたのは、マンチェスターダービーを見据えた策でしょう。ピッチに入ったのはエリオット・アンダーソンとエンディアイエ。15分を切ったところでアイユーブ・ブアディとフォーデンがアウトとなり、アイ・ヌーリとコヴァチッチが入っています。こちらの2枚は、今後のために実践の感覚を得ておいてほしかったのだと思われます。

戦術のチューニング、タイトなスケジュールを見越したマネジメント、サブのガス抜きをすべて実現した交代策は、微妙な時間帯のSB交代を割り引いて90点と評価していいのではないでしょうか。ポルト戦の最大の収穫は、パス成功率98%のブアディでしょう。ビルドアップやプレスの際に、ボールが出てくるエリアを察知するのが速く、難しい態勢でも的確に処理していました。

プレミアリーグで90分あたりのパス本数が2位のエリオット・アンダーソン、攻撃力が強みのエンソ・フェルナンデス、守備とボールさばきに長けたブアディのターンオーバーは、ペップの数少ない弱みとされていたロドリ依存症の解決策になりそうです。フサノフの右SB起用がオプションのひとつとして定着すれば、最終ラインの選択肢が広がります。

守備的に戦いたいときは、フサノフとグヴァルディオルがサイドに入る「アーセナル式の全員CBシステム」。中盤に厚みをもたらしたい試合では、ニコ・オライリーやマテウス・ヌネスを配する「ペップ式のMFがサイドシステム」。フルバックが中盤センターに加わる戦い方をプランに加えられれば、エンソ・フェルナンデスを前で活かしやすくなります。

開幕からの公式戦4連勝。シーズンが始まる前は、「ロドリロス」は激痛なのではないかと懸念していたのですが、エリオット・アンダーソンのフルスロットルとエンソ・フェルナンデスとブアディのコンビネーションを目の当たりにして、あらためて優勝候補に指名したくなりました。マンチェスターダービーに敗れても、大丈夫でしょう。週末はよろしくお願いいたします。


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“ハーランドの2発でポルトに快勝!大型補強を敢行したマン・シティは、より強くなるといえるのか?” への1件のフィードバック

  1. 猫華店 より:

    マンチェスターダービーに敗れても、大丈夫ではありません!(笑)

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