2026.09.10 チャンピオンズリーグ2026-27チャンピオンズリーグ
リヴァプールがアトレティコ・マドリードを2年連続で撃破!決勝ゴールは10番のスーパーショット!
1-1の50分、左サイドでマルコス・ジョレンテを抜いたエングモアが角度のないところからシュートを放つと、プビルに当たったボールをバエナがつま先で掻き出しました。こぼれ球を叩いたマック・アリスターの左足の一撃は、名手オブラクが触れないスーパーショット。サポーターたちのチャントの大合唱は、アンフィールドが素晴らしいスタジアムといわれる理由のひとつです。
アンフィールドといえば、この試合で最も感動的だったシーンは、逆転ゴールの2分前のカウンターでした。自陣センターでクリアしたボールを拾ったヴィルツがバルコラにつなぎ、落としをもらってドリブルで前線に上がりました。パブロ・バリオスの股間を通したスルーパスがバルコラへ。オブラクと対峙したニューフェイスは、左隅を狙ったフィニッシュを外してしまいました。
ため息はほんの数秒で、バルコラのチャレンジを称える拍手が鳴り響いています。8月にパリから来たばかりの24歳のアタッカーは、これほど多くのサポーターに支えられているのだと実感して、モチベーションが高まったのではないでしょうか。60分にピッチに座り込み、メディカルスタッフとともにベンチに向かったときも、スタンドは盛大な拍手に包まれていました。
昨シーズンのチャンピオンズリーグでも、両者は開幕戦で激突しており、3‐2で勝ったのはリヴァプールでした。リベンジしたいアトレティコ・マドリードは、立ち上がりから厳しいプレスで縦のパスコースを遮断し、5分に最初のシュートを放ちました。イ・ガンインのパスを受けて左からアリソンの正面に打ったのは、移籍騒動でクラブを困らせたフリアン・アルバレスです。
右のウイングに入った期待のバルコラが、チャンスを迎えたのは15分。ショボスライの素晴らしいロングフィードを右足でトラップし、オブラクと1対1になったものの、アングルが厳しかったシュートは両手を挙げたGKに阻まれました。アウェイチームの先制は17分、中央からドリブルで斬り込んだのはフリアン・アルバレス。ラインの裏に通したスルーパスは完璧でした。
ケルケズの裏に出たマルコス・ジョレンテは、アリソンの飛び出しを見てゴールの左に浮かしました。アシストを記録したフリアン・アルバレスは、27分に左隅を襲うきわどいミドルを放っており、アリソンのビッグセーブがなければ勝負は逆になっていたでしょう。リヴァプールが追いついたのは40分。敵陣中央で奪ったケルケズが、右に流したラストパスは秀逸でした。
ボックス右に走り込んだバルコラのシュートをオブラクが足でストップすると、こぼれ球を拾ったヴィルツがショボスライにつなぎ、強引なドリブルで2人をかわした8番は右にいたロナルド・アラウホに預けました。バルサから来たDFの巧みなヒールパスも、冷静だったショボスライのワントラップのフィニッシュも、素晴らしいのひとことです。
10番の一撃でビハインドを背負ってからのアトレティコ・マドリードは、シュートを3本しか打てずにタイムアップとなりました。69分のフリアン・アルバレスのダイレクトショットはアリソンがキャッチし、82分の左からのCKをニアで競ったハンツコのヘッドはバーの上。87分のCKからの二次攻撃で、こぼれ球に反応したヒュルマンドのシュートは左に逸れていきました。
バルコラは足が痙攣しただけだったようで、すぐにトレーニングに復帰できそうです。新戦力がうまくはまってきたリヴァプールは、プレミアリーグもチャンピオンズリーグも楽しみになってきました。週末のフラム戦も、アンフィールド。ゴールはなかったものの、動きは悪くなかったイサクとヴィルツに期待しましょう。
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