2026.10.14 チャンピオンズリーグ2026-27チャンピオンズリーグ
ティンバー、エゼ、サカ、7分で3発!リールを完封したアーセナル、快勝!
アルテタ監督は、このタイミングで3枚をスイッチしました。ギョケレス、ミケル・メリノ、ノニ・マドゥエケが下がり、カイ・ハヴェルツ、ウーデゴーア、サカ。スウェーデン代表では絶好調のギョケレスは、今季のアーセナルでは7試合でシュート1本と沈黙が続いています。右サイドのプレスのメンバーが入れ替わった3分後、敵陣でベンタレブを追ったのはウーデゴーアでした。
パスコースを失った6番からティンバーが奪い、ウーデゴーアがブルーノ・ギマランイスに預けると、縦のフィードがサカに届きました。グラウンダーに走り込んだのは、エベレチ・エゼ。左足のダイレクトショットにエゼルは反応できず、ボールは右隅に吸い込まれました。さらに71分、左に出たブルーノ・ギマランイスの縦パスを受けたのは、ルイス=スケリーです。
ラインの裏に転がしたラストパスは絶妙で、ヌゴイをかわしたエゼはフリーだったのですが、右足で浮かしたシュートはエゼルがセーブ。直後、サカとパス交換したウーデゴーアが、ボックス右に流れたカイ・ハヴェルツに柔らかいパスを通しました。余裕があった29番は、マークを外してニアに入ってきたサカに折り返し、左足のシュートがファーのサイドネットに届きました。
ティンバーの素晴らしいフィニッシュから、わずか7分で3-0。敵陣でカイ・ハヴェルツが奪取した77分のチャンスは、ブルーノ・ギマランイスのミドルがエゼルにセーブされたものの、最後まで攻め続けたアーセナルは悠々と勝利に辿り着きました。85分にエゼと代わったマックス・ダウマンは、90分の左足の強烈なシュートで見せ場を作ったといっていいでしょう。
チャンピオンズリーグの初戦は、アウェイでナポリに0-1の勝利。リールとのホームゲームも、最前線がギョケレスで左にエゼという布陣です。ルイス=スケリーは久々の左SB。右サイドはノニ・マドゥエケで、トップ下はミケル・メリノです。6分にブルーノ・ギマランイスとワンツーをかわしたノニ・マドゥエケは、ボックスに入ったミケル・メリノにきわどいパスを通しました。
スペイン代表MFのトラップがうまくいっていれば、決定機になったのではないでしょうか。リールのプレスは緩く、ガブリエウとコンサはパスをまわしながらラインを上げています。上田綺世がボックス前に引いて守る形になると、カウンターは望むべくもありません。ノニ・マドゥエケがボックス右にパスを送り、ティンバーがニアに折り返したのは20分でした。
フリーだったブルーノ・ギマランイスは、左足のボレーを外して天を仰いでいます。ラインの裏にスプリントするタイミングが絶妙だった右SBは、21分にも美しいクロスをミケル・メリノに合わせますが、ヘディングはGKの正面に飛んでしまいました。35分に競り合いのこぼれ球を叩いたミケル・メリノのボレーは、うまく抑えられずクロスバーを越えていきました。
2分後、ブルーノ・ギマランイスの縦パスで左から抜け出したルイス=スケリーは、ニアに入ったエゼを見ていたのですが、フリーのダイレクトショットはコースが甘く、GKが何とかセーブしました。詰めていたギョケレスはオフサイド。左サイドのエゼは、ボックス内でのタッチ12回が両チームを通じてTOPだったのですが、もらえるエリアに入れないギョケレスは1回だけです。
追加タイム1分、ブルーノ・ギマランイスのミドルをエゼルが前に弾くと、ギョケレスは触れず。前半は圧倒的なアーセナルペースで、リールの2本のシュートはあっさりブロックされています。後半の興味は、「アーセナルがいつ決めるか」だけだったといっても大げさではないでしょう。ハインツのボトルからケチャップが流れ出たのは、残り30分を切ってからでした。
MVPは、三択でしょう。ティンバー、エゼ、ブルーノ・ギマランイス。16本のシュートのうち、エゼとブルーノ・ギマランイスが10本を占めており、左サイドの活性化は次につながる収穫といえるでしょう。ルイス=スケリーはチャンスクリエイト3回がTOPで、インカピエが戻ってきても、サイドで起用される可能性が高まっています。
ギョケレスは…サイドからクロスが出る際に、中央に突っ込むかファーに逃げるかの二択となっているのが気になります。可能性が低い高速のグラウンダーより、ニアで空いている選手を優先するのは当然で、ゴール前での動きを変えなければ、打てるボールをもらえない日々が続きそうです。MFが前を向いて持ったときの動き出しも、改善すべきポイントでしょう。
週末はノッティンガム・フォレスト、CLのリーグフェーズ3節はバイエルン。重要なアウェイの連戦が楽しみになってきました。リール戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたエゼとブルーノ・ギマランイスが元気なら、ズビメンディとツォリスのリタイアは問題にならないでしょう。そういえば、上田綺世との交代出場だったオリヴィエ・ジルーは、40歳になったんですね…。
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