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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ついに来たバルコラ、ハットトリック!CLのリヴァプールは6発圧勝で5位に浮上!

アンフィールドのプレミアリーグ6節は、マンチェスター・シティに0-3で完敗。前半は優勢だったのですが、ジェレミー・ドクの登場とフラーフェンベルフの退場で展開は一変してしまいました。イサク、ガクポ、エキティケ、ショボスライが不在とはいえ、ショッキングな敗戦でした。ミッドウイークのCLは、アウェイでLASKリンツ。リヴァプールにとって、必勝の一戦です。

前線のキーマンを起用できないイラオラ監督は、ファン・ダイク、ケルケズ、マック・アリスターをベンチで待機させています。GKアリソン、DFフリンポン、アラウホ、ジャケ、ツィミカス。中盤センターはフラーフェンベルフとニョニ、2列めにエングモア、ヴィルツ、バルコラ、最前線はルイス・クーマス。開始3分のフリンポンの左足ミドルは、クロスバーを越えていきました。

4分のロングフィード1発でツィミカスが裏を取られそうになり、アリソンがミスキックをカットされますが、決定的なシュートを許さずに切り抜けています。フリンポンの縦のフィードを受けたルイス・クーマスが、GKユングヴィルトをかわしたのは6分。ゴールライン際に持ち込んだストライカーの折り返しは、アンドラーデが冷静にクリアしました。

8分のCKをパンチミスしたアリソンは、集中力を欠いているのでしょうか。11分のCKのクリアから、ヴィルツとロナルド・アラウホが立て続けに打ったシュートはブロックされ、左からカットインしたヴィルツの2発めはGKの正面です。リヴァプールがサイドを制圧し、LASKはロングボールからのカウンターで対抗する攻め合いは、22分に均衡が崩れました。

ツィミカスのCKをヘディングで叩いたのは、ロナルド・アラウホ。先制したリヴァプールは、2分後にリードを広げました。フラーフェンベルフとのポストプレーから加速したエングモアが、右サイドを完全に崩してゴールの右で転倒。こぼれ球を拾ったルイス・クーマスがバルコラに落とすと、右足のダイレクトショットが左隅に決まりました。

0‐2となってからも、リヴァプールのペース。33分にヴィルツのパスが左のバルコラに通り、縦パスに走り込んだフラーフェンベルフが左足でファーを狙うと、ボールはポストにヒットしました。3点めは37分、バルコラが仕掛けたショートカウンター。左から上がったヴィルツへのパスはDFに当たってずれてしまったのですが、7番から中央のバルコラへのラストパスは完璧でした。

巧みなトラップでアレモンをかわしたニューフェースは、公式戦6試合ノーゴールというこれまでのスタッツが嘘のように、難なく右に流し込みました。3点リードでハーフタイムを迎えたリヴァプールは、最初の45分で19本のシュートを放っています。シュート6本と1アシストのフロリアン・ヴィルツを見たジェイミー・キャラガーは、「これぞ10番」と掌を返すでしょうか。

後半に入り、LASKの反撃をさばいたリヴァプールは、51分に4点めをゲットしています。バルコラのパスを受けたツィミカスが、ゴールラインからハイクロス。完璧なヘッドを右隅に収めたのは、逆サイドからゴール前に入ってきたフリンポンでした。イラオラ監督が動いたのは62分。ジャケとロナルド・アラウホを下げ、ファン・ダイクとジョー・ゴメスを送り出しました。

ホームチームが1点を返したのは、相手のCBが2人とも代わった直後です。自陣からドリブルでボックス手前に上がったラングが、左サイドのディバンゴに流すと、入ったばかりだったリュビチッチがグラウンダーをニアポスト際に押し込みました。なおも攻めるホームチーム。レッズの右サイドの守備はウイークポイントとなっています。

エングモアの縦のスルーパスで、フリンポンがボックス右に侵入したのは66分。高速のグラウンダーがファーに流れ、フリーのバルコラが右足で蹴り込んでハットトリックを達成しました。72分の6点めは、左サイドでパスをもらおうとしたラングの油断が原因です。信じられないスピードで詰めてきたフリンポンがインターセプトし、中央に決定的なクロスが入りました。

ルイス・クーマスのボレーがGKの股間を抜けてネットへ。74分にディバンゴの浮き球をダイビングヘッドで押し込んだフレッカーは、77分にもディバンゴのクロスを左隅に叩き込んだのですが、ビハインドを3点に詰めるのが精一杯でした。1ゴール2アシストのフリンポンは、攻守ともに目立ちまくりで、ディバンゴに3つもアシストを許したことを反省しているはずです。

3-6で圧勝のリヴァプールは、パリ、バルサ、アストン・ヴィラ、シュツットガルトに次ぐ5位に浮上。チャンピオンズリーグのアウェイでの6発は、2022年10月のレンジャーズ戦の1-7に次ぐ豊作です。最大のサプライズは、ツィミカスでしょう。ボールタッチ108回はTOPで、2アシスト、チャンスクリエイト6回、ロングフィード7本はすべて成功、クロス13本…!

レッズサポーターは、マン・シティ戦で溜まったストレスが吹き飛んだのか、2試合連続の3失点でモヤモヤ感が高まったのか。バルコラのラッシュとエングモアのキレキレのドリブルには、否応なくテンションが上がったのではないでしょうか。新戦力と若手が揃って結果を出した素晴らしいゲームでしたが、ブレントフォード戦の最終ラインの右サイドはジャケとアラウホで!


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