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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ミス連発の前半、怒涛の後半…!マテウス・クーニャの連発でマン・ユナイテッドが久々の勝利!

開幕戦でハル・シティに敗れ、公式戦トータルで2勝4分7敗。マンチェスターダービーで敗れてから9試合連続で勝利がなく、直近はコモ、ボーンマス、チェルシーに3連敗です。プレミアリーグで17位に沈むマンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグも1勝2敗で20位。どちらも降格ゾーンが見えるポジションで、これ以上負けるわけにはいきません。

オールド・トラフォードのローマ戦は、現在のベストメンバーなのでしょう。GKラメンス、DFレニー・ヨロ、マグワイア、エイデン・ヘヴン、ダロト。2センターはメイヌーとバレバ、2列めはアマド・ディアロ、ブルーノ・フェルナンデス、マテウス・クーニャ、ワントップにエンベウモ。シェシュコは未だ不在で、デ・リフトとティーレマンスはベンチにいます。

セリエAで7勝3分と無敗のローマは、CLは1勝1分1敗。フェネルバフチェ戦は2-2のドロー、レアル・マドリード戦は4-3で敗れ、スロヴァンに4-0で圧勝と徐々に調子を上げています。開始3分、アマド・ディアロのパスを受けたマテウス・クーニャは、ボックス右からの折り返しをカットされました。立ち上がりのポゼッションは、イーブンです。

敵陣右サイドで何度もパスをカットしているのですが、そこからスピードが上がらず、シュートレンジにいるアタッカーにつながりません。9分に右から入れたブルーノ・フェルナンデスのクロスも、エルモーソがストップ。11分に左サイドのモラがサイドチェンジを入れると、マグワイアはデローンを見ておらず、エイデン・ヘヴンはつられてしまい、逆サイドはガラ空きです。

右から上がってきたスーレは、完全にフリー。ラメンスのポジションを見て放ったシュートが、ニアに決まりました。14分にメイヌーのロングフィードがアマド・ディアロに通り、外からまわり込んだブルーノ・フェルナンデスの絶妙なグラウンダーがファーに入ると、マテウス・クーニャの手前に戻ったマンチーニがスライディングでクリアしました。

16分にも、左から上がったモラがファーに送ったフィードがスーレへ。失点シーンと同じ形でピンチに陥り、スーレのダイレクトパスをカットしたマグワイアは、軽率なパスをスーレに奪われてしまいました。右足のシュートがエイデン・ヘヴンの腕に当たり、ジャッジはPK。左に決めたドニエル・マレンは、昨シーズンまでアストン・ヴィラでプレイしていたゴールゲッターです。

26分のバレバのミドルは、クロスバーの上。早期にギャップを詰めたいマンチェスター・ユナイテッドですが、パスのコースも速度もミスが多く、まともにプレイしているのはメイヌーだけです。36分のFKをブルーノ・フェルナンデスがボックス右に浮かすと、マテウス・クーニャはクリスタンテにつぶされてしまいました。42分のブルーノのFKは、3人の壁に跳ね返されています。

44分に右から斬り込んだアマド・ディアロは3人に囲まれ、かろうじて後ろに戻したボールをバレバが中央に流すと、キャプテンのダイレクトショットは枠にいかず。直後、マグワイアとエイデン・ヘヴンを一気に抜いたドニエル・マレンは、左隅を狙った一撃をラメンスにセーブされました。追加タイム2分のスーレのミドルは、左ポストすれすれを抜けていきました。

前半のシュートは5対7、オンターゲットは1対3、マンチェスター・ユナイテッドのxG(ゴール期待値)は0.24。後半開始直後にドリブルでゴール前に迫ったバレバは、右足の腿の裏を抑えて倒れ込んでしまいました。おそらく年内はアウトでしょう。予定外の策が必要となったキャリック監督は、ティーレマンスを投入しています。

55分、キャプテンとのワンツーで左から突破を図ったマテウス・クーニャが、マンチーニに足を引っかけられてCK。ブルーノ・フェルナンデスが左を狙うと、読んでいたバスケスが止めたのですが、クリアしたクリスタンテの動き出しが早いとジャッジされて蹴り直しになりました。2本めは左上に決まり、1-2。オールド・トラフォードのテンションは爆上がりです。

59分のカウンターは、なぜ決まらなかったのか…!マテウス・クーニャの美しいスルーパスで、エンベウモはバスケスと1対1。左隅へのフィニッシュは、左右のポストにヒットしてピッチに戻ってきました。63分に左から一気に上がったダロトのシュートは、ニアにアウト。66分のCKで競り勝ったマグワイアの決定的なヘッドは、ウェズレイが肩でブロックしています。

直後の右からのCKも、エンベウモのキックをファーのマグワイアが頭で折り返し、ダロトが左足ボレー。ゴールライン上のクリスタンテにクリアされ、またも同点のチャンスを逸しました。75分にエイデン・ヘヴンとアマド・ディアロが下がり、シェイ・レイシーとリサンドロ・マルティネス。77分にマテウス・クーニャが左から放った鋭いミドルは、バスケスがセーブしました。

83分、左からのブルーノ・フェルナンデスのクロスを、バレルディが痛恨の空振り。背後にいたマテウス・クーニャが押し込み、マンチェスター・ユナイテッドがついに追いつきました。さらに86分、右サイドでキープしたシェイ・レイシーが、ニアのマテウス・クーニャに高速パス。ワントラップで右足を振り抜くと、ニアポストに当たったボールがネットに突き刺さりました。

逆転の直後にマグワイアとブルーノ・フェルナンデスが下がり、デ・リフトとメイソン・マウント。2発めを決めたとき、イエロー覚悟でスタンドにダイブしたマテウス・クーニャは、91分の無謀なスライディングで2枚めのイエローをもらってしまいました。10対11となってもローマは何もできず、マイケル・キャリックのチームがようやく勝利に辿り着きました。

後半のシュートは10対0、オンターゲットは5対0。前半は今シーズンのマンチェスター・ユナイテッド、後半は自信に満ち溢れた昨シーズンの強いチームでした。CBの連携と状況判断、SBのポジショニングという課題は未解決ですが、今は勝利の喜びをかみしめましょう。3つともマテウス・クーニャ、ありがとう!シェイ・レイシーのラストパスも、素晴らしいのひとことです。

カンプ・ノウでは、週末にオールド・トラフォードに乗り込んでくるアストン・ヴィラが3-0で完敗したようです。プレミアリーグでも久々の3ポイントをゲットできれば、波に乗って…おお、インターナショナルブレイク明けはアンフィールドですか。ひとつ勝っただけで、まだまだ前途多難ではあるものの、混戦のリーグで上位に食い込むポテンシャルはあると信じています。


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